登山

今日の朝日新聞の朝刊11面に、登山と責任の所在についての投稿があった。近頃事故を起こしたパーティー内で、リーダーに対して事故者の家族、遺族が損害賠償を求める裁判がちょくちょくあるという。登山は自己責任だと思っている。人に頼り切って責任を押し付けるのは最低の行為だと思っている。もちろん気持ちはよくわかるのだけど。その投稿では、自己責任が強調され、手順を踏み計画された山行で、各自危険を認識した上で行う登山でリーダーの個人責任を追及されることはない、という風潮が強まっているということが書いてあった。認識なしで行く人もいるのだろうか?いるのだろうな。かつて自分の所属したクラブが責任の所在の不明・自己責任の消失といった、現在の日本に溢れている事態に陥らないことを祈るばかりである。