懸垂下降の練習

そのうち沢に連れて行こうと思っている面々に懸垂下降の練習をしてもらった。懸垂下降とは、ロープを使って急傾斜の斜面、垂壁を降りる技術のこと。大学の屋上に行き、さらに一段上がるところがあるのだけど、そこにロープを垂らして、ハーネスを付け、エイト環をセットして、降りてもらう。来た面子は、昨年から沢に行っているユッキーと、研究室に今度入ってきた後輩一人、そして他の研究室の二人だった。
夕暮れの屋上は気持ちがいい。壁に張り付いてぶら下がっていると不思議なくらいのどかな時間がある。大方の指導はユッキーに任せつつ、僕も少しばかり教える。一応自己脱出もやった。とりあえず一通り、でもバックアップを取っての懸垂下降、ハーフクローブヒッチでも懸垂下降、他、もう少しいろいろやるべきことはある。日が暮れて、見えなくなるころに解散。久々ロープを触って、沢に行きたくなった。