二次試験(後日書き足し分)

勉強が全然終わっていないとは、こういうことを言うのだろう。まともにやったのは実質三日。もっとやっておけばよかったと、試験を受ける前から考えていた。もっとも、その三日間はかなり集中したけどね。
会場に行く。たくさんの人がいた。そのあまりの人数の多さに、一次なんかで落ちなくて良かったと安心した。会場では知り合いの顔もチラホラ。
どの試験から始まるのかわかっていなかったのだけど、席に着くと、まず適正試験をやるという。質問項目をたくさん答えていく。終わって休憩なしでそのまま総合試験に移る。
総合試験は小論文試験みたいなもの。二題あって片方を解く。専門的なことはどうしても閉塞的になるが、その中でどのようにして一般の方々の意見を吸い取っていけばいいのか、そういうことについて論述する。つい最近、現実逃避で、久々読み直した「ダムと日本(天野礼子著)」の中にあった、円卓会議、という言葉が頭の中にこびりついて、いろいろ考えたがそれを発展させたような形態の意見収集システムを書いておいた。う〜ん、でも書き終わってから、無難にウェブでの意見公募、パブリックコメントみたいなことを書いておいた方が良かったかなぁなんて考え始める。が、書き直す時間もなかったのでそのまま提出。
昼ご飯はおにぎりを食べた。昼の時間はまりりんやタローと話をしていた。
午後から専門の記述試験。過去の砂防関係の問題は勉強しなくてもほとんど書けたが、今回は出題内容がいつもと違って焦る。必須が一題、選択が林学、砂防、造園、林産の四つの中から一つを選び、その中にはそれぞれ三題あって、二題を選択するのだが、三題中、一題は確実にかけたが、他の二題が怪しい。しかも「堤防の決壊・構造」なんて、時間がなかったからちょうど飛ばしたところだった。昨日そこも読んでおくべきだった、と後悔する。でも仕方がないので、三年前に他の学科の授業として取っていた「水環境工学」の授業の内容を必死で思い出し、適当に書いて出した。
疲れた。

が、本当の戦いはこれから。明日はゼミだ。準備はまったくしていない。気持ち焦っていたが、心を落ち着けつつ、必死でゼミの準備を始めた。