金曜日

昼、同じ階の同じサイドにいる人々何人かで一緒に昼食を食べる。食堂は人は混んでいるが、割と広いので少し待てば何とか座れる。同じ階にいても、隣の課であっても、何やっているのかよくわからない。慣れればわかってくるのだろうけど。考えてみれば、昔は研究室間をつなぐようなことをずっとしたいと思っていた。研究もやっていたのは森と川のリンクなのだけど、やり始めると他に目を回す余裕がなくて、気がつくと自分の研究室の、それも一部の目線となり、興味範囲は広く持ち続けたけど、それでも研究で出来ることは限られていた。学際的な研究の難しさ。もっと同期と交流して、互いの情報を共有しよう。
昼間は違うことをしていたのだけど、夜はまたまた大量のコピーを取ることになった。古い資料は電子化されていない。やるのはいつでもいいよ、そのうちやっておいて、と言われるのが一番やり辛くて、ならばと今夜中に済ます。コピーの他に、全部読み込んでPDFにしておいた。合間に隣の課の同僚を誘って夕食。ナニワ君は夕方仕事が回ってきて行けず。一時間ほど知的な?時間を過ごす。日記の話をしていたのだけど、いろいろ考える事があるときに日記は書くものだと。確かに。この今書いている日記はそんなことないけど、手書きの日記の書く量は、その時の悩みの大きさに比例している。何か考えを整理したい時に、日記というツールは便利だ。
戻ってコピーの続き。コピーを取りながら、そこにある資料を読んでいった。
気がつけば一週間がもう過ぎた。帰り際、事務官の同期に会ったが、これから何人かで飲むのだけど、来ない?と誘われたが、明日の午前中に宅急便が届くことを思い出し、断る。タフだね、みんな。
今夜も終電一本手前の電車に乗って帰った。虹は、激しい雷鳴の後にドラゴンが残した跡だという事を学んでから、寝た。