熊野速玉大社、神倉神社

・朝、車を運転していると家から30mも離れていないところの道路に鳥が一羽倒れているのを発見した。可哀想にと思って家に車を停めてから見に行くと、目をパチクリさせている。まだ生きている!と嬉しくなって、すぐにビニール袋を取りに行き、ビニール袋に包んで(←鳥フル等の可能性も0ではないため)道路から近くの松の木にまで動かす。触るとキョキョキョッと声を上げた。アオゲラだった。この辺りでは初めて見た。意識はあるようなので、木の根元に置くと捕まって立ち上がった(写真)。口は開いていないので余裕はまだありそう(余裕がないと口を開いて目はうつろ)。5分ほどとまっていたが、急に羽ばたき飛び去った。いいことしたなぁと思って飛び去る姿を見ていると、その松の木の上にとまってキツツキポーズをとっている。飛べたし、大丈夫そう。ぶつかって脳しんとうでも起こしていたか?いずれにせよ、道路に倒れていて車にひかれなくてよかった。少しいいことをした気分で過ごす。
・弟と二人で、新宮に向かう。熊野速玉大社に行く。行った記憶がなかったのだが、母親から「七五三は速玉大社でやったよ」と聞いて、確かに新宮でやった気がするなぁと微かな記憶を取り戻す。昼ごろ到着。熊野川の手前が少し渋滞したがさほど問題なし。臨時駐車場になっていた熊野川の河川敷に車を停めて、熊野速玉大社を詣でる。それほど混んではいなかった。行きそびれていたと思っていた熊野三山の一つにお参りが出来て嬉しかった。思い出がいろいろ残っている那智大社、熊野本宮にはしばらく行っていないなぁ。また訪れたいところ。
・速水大社では、熊野牛王符を買った。起請文として古くから使われた符だ。こうしたものもあることを最近まで知らなかった。熊野の地の奥深さをあらためて感じる。
・歩いて神倉神社に向かう。日本発祥の伝説のある神社。急こう配の石段(最初は本当に急です)を538段登ってご神体であるゴトビキ岩に至る(写真)。そこからは素晴らしい眺め。いろいろな想いが頭の中を駆け抜けていった。

・昼食は、鵜殿にある王家というラーメン屋さんに行った。チャーシューが美味しい。
・戻る途中、イザナミノミコトの御陵という花の窟に寄る。100回以上は横を通り過ぎていたけどこれまで降りて立ち寄ったことがなかった。熊野の地の奥深さをあらためて感じる。
・夜は従姉がご家族で来られて、会食。その後は、剣玉、そして手品をやった。剣玉では振りケンが1発で、飛行機が3回目に決まったのは嬉しかった。手品は17年ぶりぐらいに手に取った練習しないと難しい手品にトライ。覚えているものだと思った。
・深夜は弟といろいろな話をした。午前3時前にようやく就寝。