多摩川調査

朝六時前に出発。バイクを駆って日野市へ。友人宅の前に着いたら彼のお母さんがちょうど庭の手入れをしていた。車の鍵を借りて、車も借りて、集合場所に急ぐ。牛浜のジョナサンに集合。朝飯を食べる。一人、少し遅れますというメール。なかなか来ないなという話をしていたら、家(表参道)を出てすぐに出したメールらしい、ということが待っている間に判明した。あきれて先に現地に行く。
今回のメンバーは加賀谷先生、小野さん、小林さん、山下さん、池田さん、いわのり、僕、そして重役出勤の大平。初めに永田で調査をやって、その後、大平の調査を手伝う。いい天気だった。平和な時間。いつも通り流速をはかり、底質を評価し、コドラートサンプリングする。川べりにはクレソンを採りに来た人がちらほら。多摩川のクレソンはそんなに食べたいと思わないなあ。
作業を続けて、もう昼の三時前。そこから僕と加賀谷先生と小野さんと大平は多摩大橋に移動。途中おにぎりを買った。他の人は永田の池でいわのりの調査の手伝い。どこそこから内定をもらったかもしれない可能性を否定することは出来なくもないということを肯定しない理由はないかもしれないということを言うことが出来るかもしれない一名は機嫌が非常にいい。しかし、彼の研究はこれからが勝負と言えそうだ。夕暮れの川面を眺めながら調査を手伝っていると、大丈夫かなぁ?という少しばかりの不安がよぎった。
その後は、みんなで集合して中華料理屋へ。腹いっぱいに食べて、満足満足。
その後は、いわのりと二人で永田の夜の調査に行く。カエルの産卵行動を見たいのだが、雨が降っていない影響で見つけられず。森林総研から借りてきたナイトスコープはなかなか素晴らしくよく見え、遊び半分、夜の沼地、森の中を歩き回る。それにしても米軍の輸送機がたくさん飛んでいたなぁ。カエルの声を探すために声を潜めているのだが、輸送機の轟音にかき消される。カエルがいないので、予定より早くさっさとカエル。福生駅に送り、その後僕は一人で明日の調査のために秋川へと向かう。どこまで行こうかと悩むうちに、南秋川最上流の「都民の森」まで来てしまった。カモシカに出くわす。こんなときに限ってナイトスコープをしまってある。夜の森をナイトスコープで眺め、日付が変わって眠くなり、車の中で就寝。