昨晩

雨宿り@熊野古道00年3月

久しぶりに(三年ぶりぐらいに)高校時代、大学初期の日記を読み返した。その時その瞬間に、直向に、悪く言えば世間知らずにいろいろな事を考えながら生きている自分が書かれていた。懐かしいというか、急に顔が赤くなって、あ゛〜、と呟いてみたり、そんな時間を過ごす。何でも書いてある日記だ。Web日記と違ってとても人に読ませられる代物ではない。
ついでに、大学一年のときにやった日本列島縦断の記録の一部と、撮った213枚の写真を見返す。当時はセルフポートレートに凝っていて、セルフタイマーで自分自身を撮るのだけど、その時に「自然体」であるように目線を外して、何かをしている状態を撮るのだ。これが面白い。元気がないとなかなか出来ないけど。様々な風景の中に、自分が写っていて、確かにその時その瞬間にそこにいたという証拠が、何だか時の流れを感じてしまうというか、切ないというか、一種のノスタルジー。最近、そうした昔を振り返る時間がなかったから、本当に楽しい時だった。そして元気になる。もしかしたらそれは夏バテ予防に夕食でウナギを食べたせいかもしれないけど。