生態学会二日目

午前中は,ポスターをつなげた後,自然再生事業を生態学研究にどう生かしていくか,という企画シンポを少し聞いてから,個別の発表を聞きにいった。午後からは自分のポスター発表。十二時半ぐらいから話し始める。いろいろ人は来てくれて,話し続ける。内容を理解している人,していない人がはっきり分かるのは面白い。竹門先生がやってきて,いろいろ突っ込まれてちょっと窮地に陥ったりもする。ほとんど途切れることなく話し続けて四時。ポスター発表の規定時間が一応二時半までなので,もういいかと思って引き上げる。疲れた。でも充実感。
今夜レセプションがあるのだけど,参加申込をしていない(お金も払っていない)ので,どうしようかと考える。とりあえず丹羽さんといわのりと三人で和商市場に行き,勝手丼を食べる。美味しかったけど,具材を売りつけるおばちゃんたちの執念というか観光客慣れが何だか少し鼻につく。戻ってきてもまだレセプションが始まる前。どうしようかと悩んだが,すぐ近くの春採湖に行こうということで行く。暗くなった湖畔をヘッドランプをつけて歩く。湖の流れ込みにはヨコエビがたくさんいた。
レセプションが行われているホテルに戻ってきて,受付の甘くなった終了30分前に侵入。中で話をする。六月にやった面接の人事のそのときの責任者がいてびっくり!八月一日付で知床か,釧路かの自然保護事務所の所長になったため来たとか。君も発表したの?と訊かれ,今日やっていました,と答える。
いわのりがカエル関係の人と飲みに行き,そのまま泊まってくるというので,僕とビールで酔った池田さんの二人で,鶴居村のキャンプ場に向かう。キャンプ場の入り口がわからず見つけるのに苦労した。トイレはきれいだし,長期滞在するには良さそうな場所。ごく弱い雨がぱらつく中,テントを張って,寝た。