東京へ

昨日の釣果

バイクを運転していて、阿曽を過ぎたあたりで、ライトをロービームにすると点灯しなくなった。ハイビームだと点く。電球が切れているわけではないらしい。何やら憂鬱な気持ちになったが、しばらくカチカチとボタンをいじっていると再び点くようになった。ホッとする。勢和多気インターの前のガソリンスタンドで給油し、ひたすら走っていく。四日市を過ぎたあたりから雨が降り始める。辛い。雨の中を走り続ける。体がどんどん消耗していくのがわかった。途中で、右折する車に衝突されそうになりヒヤリとする。お互い信号ぎりぎりで焦っていた。信号なんて1〜2分待てばいいだけの話。少し反省。いや、本気で反省した。
豊橋で給油して、国道一号線に合流し、浜松を過ぎた所で疲れて休憩。リポDを買ってドーピング。でも、もうかなり辛かった。浜松の手前から静岡あたりまで断続的に続く有料バイパスは、朝6時まで無料だ。そこだけは何とか越えようと頑張る。雨具を着ていても染み込んできた雨水が体を冷やして辛かった。
道の駅「宇津ノ谷峠」に5:40ほどに着く。休憩所のテーブルで少し寝る。が、冷房が効いていて震え上がる。ほとんど眠れず仕方なく起きて、ダウンジャケットを着て、6:20頃再出発。目の前がぼんやりしていた。何だか靄がかかっているみたい。やばいなぁ〜という思考回路がぼんやりしていくのが本当にやばいなぁ〜とぼんやりと考えた。道が込み始めたのも辛かった。
途中コンビニに寄り、ガムを買う。が、眠気は取れず。少し進んで道の駅「富士」の外のベンチで一時間ほど寝た。雨が顔に当たって冷たかったが、気にせずに寝た。起きると大分すっきりして、助かった、と安堵した。
今日の午前中からあるゼミに遅刻するのはわかったので、研究室に電話しておいた。気を取り直して走る。沼津からは国道246号に移る。
雨がパラつく中走り続ける。渋沢までくると道は非常に混んでいた。車と車の間をすり抜けていく。よく「バイクは渋滞が関係ないからいいですよね」と言われるが、そんなことはない。渋滞になると非常に遅くなる。そりゃ、まったく進まなくなる車よりかは速いが、神経をすり減らすし、渋滞は疲労感を何倍にも倍増させる。車の間をすり抜け続けて都心へ。結局、研究室に着いたのは昼の一時過ぎだった。御土産を置いて、家に帰る。
学会の参加費の振込みなど、所用を済ませてから寝た。疲れ切って寝続けた。夜、友人にお土産を渡しに少しだけ出かけた。戻ってきて、内閣改造後の新閣僚の記者会見の様子をラジオで聞き続けた。そして、いつの間にか、再び寝ていた。

#写真は昨日の釣果