NCSアナライザーな六日目

朝十時ごろ研究室で目覚め。二日酔いにはなっていない。NCSアナライザーを借りに他の研究室へ。が、誰も来ておらず、おずおずと戻る。メールを出しておくとしばらくして返信。昼前から、還元管の詰め替えをする。イズキさん手伝ってくれてありがとう。いつも手伝ってくれるかじこにも感謝。還元管の中の還元銅は元々はきれいな赤っぽい銅色をしているのに酸化されて見事真っ黒に。これじゃあ182%なんて値が出るわけだ。燃焼管の中も掃除。リークチェックの方法がわからなかったので、かじこを待つ。その間に家に帰ってシャワーを浴び、気分一新。すぐに大学に戻ってきた。
昨日の結果をじっくり眺める。忘年会に行くために出掛けた午後6時の時点では、それほどおかしい値ではなかった。でも、6時半のデータは既に疑問符がたくさん。その後十時過ぎまで動いていた機械から出てきた値はみんなおかしかった。結局昨日機械にかけた60個のうちの20個しか測れていなかったことになる。ふぅ〜。
かじこがやって来たので、四時を過ぎて機械の立ち上げ。リークチェックも済んで、ブレーカーを上げる。順調。眠かったが、先日イトーに貰ったリポDを飲んで気合を入れる。ファイト一発。眠気が飛んだ。その後は黙々と作業を続ける。
入れるべきサンプルの量もやっとわかってきた。検量線を取った後、standardを量ってみたら、いい値が出る。0.2%もずれていない。やっと慣れてきた、そんなことを考える。今回の値はいい感じなので、昨日割とうまく行ったと思った20サンプルも測り直すことにした。計80サンプル。standardやらblankやらも含めると119個。夜十時を過ぎて、一段落。キムチ鍋を食べる。今は十一時半過ぎだけど、これからオートサンプラーにセットしに行く。
うまく行くと、前回やった部分が限りなく怪しく思われて、明日、月曜日にやった分を全部やり直すつもり。出てきた結果から、何か面白いことが言えるのか、まだわからない。全くの無駄かもしれない。でもやらないと納得しない自分がいる。明日は朝四時に機械を止めて、炉を冷やした後掃除して、144サンプル分頑張ろう。
ちょっとやる気が出た一日だった。