馬越峠

天狗倉山山頂より尾鷲を望む

熊野古道の一つである、馬越峠(まごせとうげ)に行ってきた。石畳がきれいに残っているところだ。ここを訪れるのは小学校6年生以来。あの時の倍の年齢になった。古道を歩きながら古道の上にあの日の自分を思い浮かべる。
海山側は見事に植林だらけ。石畳は美しいけど、森に美しさは感じられない。尾鷲側は広葉樹もあり、まだよっぽどマシになる。馬越峠から古道を少し外れて天狗倉山の山頂へ。頂上に大きな岩がある素晴らしい場所。ちょっと薄曇だったけど、見渡す尾鷲の街、そして連なる紀州の山々の眺望は素晴らしいの一言。山頂では、運転しない僕以外の二名はビールで一息。さんま寿司も食べる。下りは僕は海山側に車を取りに行き、二人は尾鷲側に降りてもらった。早足で歩いていたら、ふと気を取られたときに石が崩れて、そのまま軽く捻挫。あらら、でも痛くないや、そう思いつつ、歩き、なんともなかった。
銚子川の上流に行った。が、林道が見事に崩れていて、奥には進めない。川は土砂に埋まり、その様相は大きく変わっていた。ショックだ。昨年の台風22号の凄まじさを再痛感した。
豊浦海岸にも行った。波の音を聴きながら、この町で生まれ育ったことを強く感じていた。
遠方はるばるやってきた友人二名は楽しんでくれたよう。良かった。夏の時期ならもっといろいろ遊べるから、また良かったら来てくださいな。