学位記授与式

たくさんの人がいた。母もいる。こんなときぐらい一緒に写真に納まってやろう。久しぶりに入る安田講堂。授与式は少し遅れて始まったが、特に何も問題なく終わる。大学院卒業の実感がわかないのだけど、式典を眺めていると、やっぱり何かが終わっていくのだなと感じた。
外に出て、何名かと記念撮影。その後、母と研究室に行き、加賀谷先生とはどんな人間であったかを見てもらう。見た目はなかなか強烈で忘れないから。
昼、研究室でお土産の伊勢うどんを食べた後、昼から専攻の学位記授与式。学位記を受け取る。一人一人の挨拶もあって、自分の感じているこの専攻への、憤りのごく一部を、さらっと話しておいた。
その後は飲み会。
夜も続き、この面子がこうしてここにこのぐらい集まることはあるのかと考える。それぞれの道。それぞれの人生。遠くからやってきて、一時の交わり。そしてまた離れていく。でも、ずっと覚えているんだ。これからもね。またどこでどんなことでみんなに会うかもわからないし。また会った時、宜しくです。