研修五週目地方自治体研修二日目

seishu2005-06-07

昨夜は不思議な夢を見た。意外な夢だった。それは幸せのはずなのに、そのことに違和感を感じる自分がそこにはいた。夢の中でいろいろ考え続ける。迷いなんて何もなかったはずなのにな。何なんだ、わけがわからん。
目が覚め、夢であったことに安堵感と自己嫌悪。今、見るべきゆめじゃあなかった。
朝食を食べ、市役所に向かう。まず、窓口業務の体験。と言っても、素人に何ができるといった様子。年金番号を調べたりすることを少しだけやった。住基にアクセスするが、いろいろわかりそうで悪用が恐い

続いて、生活保護を受ける方の様子を見るケースワーカーに同行する。おばあさんの家にお邪魔したが、やり取りを聞きつつ、こうやって福祉は行われているのだなと、しみじみと感じた。
同行させて頂いたOさんのご好意で、その集落付近の景観豊かなところを数ヶ所回って頂く。なかなか。車の中では、福祉の他、地方で働くことに関して、いろいろ話を聞けて面白かった。
昼は、「五角」という広島焼の店に行ったが、野菜たっぷりで無茶苦茶ヘルシーな広島焼だった。鉄板には油が馴染んでいて、油をひかなくても焦げないのがすごい。

美味しかった。
昼からは、土木行政と権限移譲をミックスした話。広島県の取り組みはよくわかったが、その他の話で、胡散臭さも感じた。何も裏がないはずない。その後現地に出て、説明を聞いたが、悲しいかな、怪しさ倍増。最後に何か感想・意見はありませんか?と聞かれ、今見てきたような無駄を避けるためには、責任の所在を明らかにし、頼る体制を改める必要があり、そのためには地方分権は必要です、と喉まで出かかったが、その言葉を飲み込む。
夕方、S課長が、市内を案内してくれた。港、山間の貯水池、砲台跡、砂浜と回る。

砲台山では、砲台の設置されていたところにあった穴から、アナグマが出てきて、写真に収める。見渡すと、傾いた夕日に映える海面、前には宮島のシルエット、海を行く小さく見える舟、波の模様。
明後日訪れる大規模なトマトのハウスに行くが、トマト、非常に美味しかった。
いろいろ案内してくれたS課長、こんなに自分の故郷に愛着とを持っている方に久々会ったかも。説明を聞きながら、そのにじみ出る郷土愛に感銘を受ける。案内どうもありがとうございます。
宿舎に帰ってきて、飯を食べて、温泉に行った。

今日もぽかぽかと温まった。筋トレしてから寝よっと。