休日

朝2時に起きて渓流釣りにでも行こうと考えていたのだけど、寝たのは1時過ぎだったので起きられるわけもなく、朝9時まで寝続けてようやく起きる。晴れているが雲も多めで釣りにはいい日だったのにな。残念。でもおかげで随分すっきりした。
都心に出て、観てみたかった「スターウォーズ エピソード3」を観る。最近のCGは本当にすごいな。役者も大変だ。目に見えないものをあるものとして演じる必要があるわけだし。ストーリー自体は割とシンプル。暗い話ではあるのだけど、快活感がある。ただ、おびただしい数の犠牲者がいて、敵もミカタも、それぞれに生活があって、守るべきものがあって、そのために戦っていて、そう考えると頭が痛かった。アクションの連続で、観終わって少々疲れてしまった。
しかし、スケールの大きい世界だ。その中で、守るべきものは愛する人ということ、そしてそれが大きな力によって裂かれて行くというのは悲劇なのだけど、そんな世界にあらば、主人公を覆う細々とした悩みなんて吹き飛びそうなものなのに、と思った。支えを失う恐怖感、それは耐えがたいもの。それはよくわかる。でも、あまりに等身大の感情に還元してしまうことに、共感は得られやすいのだろうが、しかし違和感も感じた。もっとも、どんなヒーローも英雄もきっと特別過ぎる存在ではなくて、人間味に振り回されているものなのだろうけど。自分の生きている世界は小さいなと思う。小さな悩みなんて忘れよう。
主人公が最後に足を切られるシーン。痛そうだった。ライトセイバーは多分熱で焼き切っているのだと思うのだけど、高熱で焼き切られた場合(ex.アセチレンバーナー)は組織が炭化してしまい血が出ないため、普通に切られた場合と比較して恐ろしく痛いという(とヤクザ漫画で読んだ記憶がある)。痛かっただろうなぁ、悔しかっただろうなぁ、なんて感情移入していたら、本当に疲れてしまった。英語の教材と、本を少々買って帰路につく。
家に帰り着くと草臥れていて、六時半を過ぎて早々と熟睡。夜十一時に起き上がる。
久々に筋トレ。腕立ては連続で50回もすると結構へとへと。鈍りまくり。またがんばろ。
最近、洋楽を日々聴いている。なかなか。昨夜もヘッドフォンをつけたまま寝ていたし。
でも今日は邦楽にちょっと心うたれた。家に帰ってくるときに聴いたCocco樹海の糸、なんだか心に刺さった。