大沢へ

トラップに掛かったカワネズミ

朝、九時過ぎまで寝ていた。出発の準備を整え、バイクに乗って山梨県都留市へ。今日は水生昆虫談話会の合宿版。一柳さんの家にみんなで行く。昨年二度訪れているのだけど、一度は友人のバイクを借りていったら、バイクをこかしたりエンジンが高速道路で止まったりとまあ大変だった。国立・日野ICまで行き、高速道路にのって大月へ。そこからは下道を走って、大沢にある一柳家に無事到着。もう何人か来ていて、タイカレーを作っていた。
十二時を過ぎてBBQが始まる。倉西さんがラム肉を大量に持ってきていて、うまく処理したラム肉が如何に美味しいかの解説を聞きながら、みんなでラム肉をもぐもぐと食べる。美味しかった。やっぱりBBQはいいな。
三時過ぎから発表会。今回は一柳さんと東城さんの話を聞く。一柳さんはネコギギの話だったのだけど、出てきた数値が非常に興味深かった。
夜はカレーを食べつつ、飲みつつ、のんびり過ごす。川縁にシャーマントラップを仕掛けて、ニジマスの切り身をつけておくと、カワネズミが掛かった。カワネズミを見るのは四回目だけど、じっくり見たのは初めてだ。1分ほど眺めてからリリース。今回、小さい子が二人(小1、小4)来ていたのだけど、よく動き回るので感心した。一柳さんの「確かに大人はあまり動かないものだ」という言葉に納得。動き回っていたかつての自分の面影を、はしゃぎまわる少年に重ねてみたりする。
爬虫類の話、ホタルの話、いろいろしているのに耳を傾ける。途中から国立公園の特別保護地区の許可の話になり、その指令書の文面の話になったが、それに関して解説というか、弁明というか、そうしたものをしていたら、一柳さんに「奥田君も役人になってきたなぁ」と言われ、はっとした。やだな、必要以上に役人ぽくなんてなりたくないな。
結局寝たのは夜中の二時半過ぎになった。