火曜日

朝、5時前には起きた。今日は、某県の自環地のことで、某K省に説明に行くことになっていた。どういう風に説明すればいいのか、何せ初めてのことであるし、また上司の見本を見たこともないので迷う。どうせ大したことないよ、と思いつつ、緊張。朝から説明資料と調査報告書を読み直して、備えていた。
資料を携え、年明け今日が初めの出勤日となる上司と二人で、某K省に行く。事前に、説明会には10名ほど来るようですが、との話を聞いていたので、やっぱり緊張していたのだけど、行ってみると5名ほどだったので、随分気持ちが落ち着いた。挨拶の後、説明。説明会に使った会議室は暑くて、汗がぽとりと落ちた。しどろもどろになったところもあったものの、何とか終えた。ほ。終わった後に上司に、あの点がまずかった、あんなことはする必要がない、等々、いろいろ言われたが、いい勉強になった。まあ、60点だな、と言い放っていったが、後で職場の同期に話をしたら、そんなにも点数をくれたのだ、彼から60点は結構いいのでは?と、フォロー。ありがとう。
昼は、うどんのようなラーメンの店である「刀削麺荘」に行く。厨房での、小麦の塊からナイフで麺を削ぎ落として鍋に入れていくパフォーマンスが興味深い。750円のやや辛のラーメンを食べたが、美味しかった。
昼からは、某R庁の方の他、3名やって来られて、協議の前段階の打ち合わせ。年末に終わらずに、継続しているところ。どういう状況かをデフォルメしていうと、別の宿題に気を取られていて、この宿題が先日までとは思っていなかったので、もう期限はとっくに過ぎたのだけど、出していいでしょうか、といったところか。小学校低学年しか通じないことだ、と元上司の一人は言っていたけど、まあ、そう冷たいことは言わないということで、話に一応応じる。これも今後への布石の一つなんだろうな。考え過ぎか。
今日、回答が来るはずだったものも、結局、前と同じ意見の再提出。仕方がない。とりあえず明日、また回答するとのことで、今日から長々と続くであろうと仕事は明日まで延期となった。夜、九時ごろ、帰路に着いた。
職場の同期に借りた、「みどりのゆび」というファンタジーを読みつつ帰る。帰りの電車の中+10分で読み終わる。不思議な話だった。大人とは、規律とは、平和とは何かだった。物悲しさもあった。幸せを求める中で、豊かな経済と法治主義、それだけでは解決できない部分はどうあるべきなのか、夜ぼんやりと考えて過ごす。