月曜日

朝5時前に起きるつもりが、起きると六時半だった。やれやれ。気を取り直して職場に向かう。昨日の下痢はすっかり治っていた。やっぱり梅肉エキスはすごいなと思う。
今日は、パンフレットに使う図の加工をしていた。久しぶりだ、こんな作業。図柄をいじる作業は結構好きだしな。いろいろカラーを置き換え、図柄の配置を変え、我ながらなかなかわかりやすい図になった。楽しい気分で仕事をする。で、作ったものを、確認で他のところに送ると、どうやって作ったのか教えて欲しいとのこと。イラストのカラーの変更等は、慣れるとパソコンで簡単に出来るのだけど、役所ではあんまりそんなことを知らない人が多くてびっくりしたりする。
先日行った説明会に関連する事前協議の締め切りが今日の夕方5時までとしていて、意見が出てきたら面倒だ、出てきませんようにと考えていた。と、夕方某K省から電話があり、意見が出そうなので、締め切りを二時間延ばして欲しいとの連絡が入った。それを聞いた上司は、「その様子だと意見なんてあるはずがないよ、どうせ担当者が捕まらず、確認が取れていないので、意見が出そうなので少し延ばして欲しいと言ってきて、確認の時間を稼いでいるだけだよ」と忠告をくれた。二時間後に連絡はなく、三時間後にようやく連絡が来たが、上司の予想通り、意見なしだった。なるほど、役人を長くやっているとその辺の感覚がよくわかるのね。
帰りの電車では、同期に借りたゲド戦記の「さいはての島へ」を読んだ。面白くて、そのまま家に帰っても読み続け、深夜読み終わる。夜更かしすると明日に響くがまあいいだろう。月並みだけど、ゲド戦記の第一巻の冒頭詩「ことばは沈黙に 光は闇に 生は死の中にこそあるものなれ 飛翔せるタカの 虚空にこそ輝ける如くに」が、今一度心に響いた。