知床出張

朝八時半過ぎに職場を出て、ウトロに向かう。行きは僕が運転する。今週初めにあった雪は随分融けてしまっていた。まず、斜里で二箇所行き、片方は打ち合わせ、もう片方は挨拶。その後、ウトロへ。時間がなくて昼ごはんはコンビニ弁当となった。
昼過ぎから、夕方までみっちり打ち合わせ。途中、少し眠くなったが、堪えた。途中からは目がパッチリ開いて、話がよくわかった。
今日は職員の一人が知床半島の斜里側のルシャ川まで、まだ除雪されていないので往復27kmの道をスキーを使って油汚染海鳥の調査に行ったのだけど、雨のような雪が降る中、風も強く、非常に辛そうな天気だった。実際相当辛かったらしい。お疲れ様です。
帰りは、川湯に立ち寄った。硫黄山の麓に行く。むっとする硫黄の臭い。この山の力をふつふつと感じる。外は風が強く、ごく弱い雨が降り、寒かった。川湯の事務所にも行った。ガラス張りで、ブラインドを開けると丸見え。遅くまで仕事をしていると、何を遅くまで仕事をしているのだと、近所の人に怒られるらしい。大変だ。
川湯温泉の話を聞く。川湯の源泉はpHが1.6〜1.9ほどで、非常に酸性が強く、釘を入れておくと四日ほどで融けてしまうらしい。恐るべし川湯温泉
帰って来ると、もうあまり人はいなくて、僕も早めに家に帰った。