宮之浦岳巡視

朝五時出発で宮之浦岳に巡視に行く。登山道の直轄整備を行っているので、二週間に一度は宮之浦岳の先の平石のところまで行くのだが、距離は往復で20kmとなるので、なかなかハードな巡視だ。今日はARのフジイ君とペアを組んだので、いつも早く、淀川登山口から三時間チョイで宮之浦岳山頂にたどり着く。もう少し急げば三時間は余裕で切ると思う。今日の天気は素晴らしく良かった。屋久島の山岳はもちろんのこと、種子島口永良部島硫黄島、そしてトカラ列島の口之島、中之島も見渡せる。海洋がゆったりときらめき、遠くは雲と霞で空と海の境を曖昧にしている。宮之浦岳に登るのは4月から数えて8回目だが、こんなによく見えたのは初めてだった。
宮之浦岳から1.2km先の平石まで行き引き返してくる。ある看板を交換・修理しようと工具を持ってきたのだが、うまく行かなかった。道標でナットが緩んでガタガタになっているものが結構あったのだけど、それは全部閉め直して来た。
時間があったので、帰りにフジイ君がまだ行ったことのないと行きたがっていた高盤岳に寄ってきた。なかなか素晴らしいところ。花之江河に戻ってくるとお弁当を食べていた方に話しかけられ、屋久島に二件ある登山用品店の一つ、中川スポーツの店長ヒラクニさんだった。
いつもの巡視に加え、高盤岳も寄ったので流石にヘトヘトになる。夜は、宮之浦に行き、役場の課長さんの家で懇親会に参加してきた。
ARの家にお邪魔して、熟睡。