カエル調査…見つからず

カエル調査に行った。カエルツボカビ症の調査をやっているのだが、稲刈りが終わってから(屋久島では7月末)、調査が始まったので、カエルがいなくて全然サンプルが集まらないでいた。今日は県立博物館の方に教えてもらったやくしまいわさきホテルの池に行く。高級ホテルのフロントを、黄色い服に身を包み、魚とり網を持ちヘッドランプをつけ、トランシーバーを首にぶら下げ長靴を履いた怪しい三人組が通り過ぎる。宿泊客の目線が痛い。フロントの担当者の優しい目線も痛い。薄暗くなる中、カエルを探すが、雨が降っていないためか、全然見つからない。と、藪蚊の大群に襲われる。あっという間に20箇所以上刺され、普段刺され慣れていない蚊なので痒くて痒くて仕方がない。戦意喪失。小一時間で諦め、顔も蚊に刺されて膨れ上がり、フロントに戻り、また来ます、と挨拶してから帰る。このような怪しい三人組に優しくしてくれたホテルのスタッフに感謝。帰りの車の中でも痒さに苦しむ。
事務所に戻り、家に帰る。いたたまれなくなってビールを飲み、一昨日いただいたウォッカを煽るとイチコロだった。気がつくと朝まで布団に入らず机の横で熟睡していた。