ガンダム始まる

今日からガンダム00が始まった。朝ネットを見ていたらそれに気がつき、せっかくだから見てみるか、と見ることにした。ちなみに僕は高校に入った時からテレビなし生活をしている。なので普段はテレビをまったく見ないし、逆に出張でホテルに泊まるとテレビっ子になる。だからテレビを見るということは、家で気軽にリモコンのスイッチを押す、ではなく、テレビのあるところまで見に行く必要がある。どこで見たかはとりあえず伏せておきます。
ガンダムシリーズは好きなのだけど、好きだったのは、Vガンダムまでだった。その後は否定。でもガンダムSEEDはちょっとだけ見たがこれは面白げだった。今回興味を持ったのは、これまでのシリーズと違い、「西暦」の世界ということ。今日から300年後の西暦2307年が舞台で、アメリカやら日本やら中国やら他いろいろ出てくるところが興味深い。そして、軌道エレベーターが出てくること。午前中事務補佐員に人工衛星の話をしていたのは、軌道エレベーターの説明をするためだった。こんなもの出来たらいいな、と何も知識のないまま考えていたものが、現実に考えられていたことを知ったときはびっくりした(何年か前)のだけど、それがメジャーなものとなり、アニメにまで出てくるようになったことに非常に興味があった。一体どんなものとして描かれるのかと。
実際見てみると、最新のアニメだけあって映像がきれいでテンポよく進み、なかなか。ストーリー性はまだ全然わからないが、駄作にはならなさそうでホッとした。軌道エレベーターは天高く聳え立つカリン塔を太くしてかっこよくした感じ。敵役(?)が運転していた車がハマーとよく似た車で、300年後もあんな車が走っているのだなと思った。携帯電話のデザインは現在からそんなに変わっていなかった。MSのデザインはいまいちかなと思っていたのだが(特に敵方)、実際動いているのを見るとそんなに悪いわけではない。余分に思えたパーツ(羽とか)が、本体の動きとシンクロしていて、メカニカルな感じを醸し出している。犯行声明文をそのまま全部公開してしまう辺り、未来のマスコミはテキトーだなと思った。(利益、宗教、他様々な欲が生み出す)武力(の現場、それを支援する国、団体、企業)に対して、(欲に関係なくただ武力をなくすため)武力を持って制する、という基本理念は、昔から何度も自分の中でもぼんやり考えたことがあったのだけど、その途中で思考回路が停止していた。今回そんなストーリー設定なのでちょっぴり興味あり。でも毎回見るようなことはないだろうな。
家に帰ってきてから、今秋キリンが発売した黒生ビール「一番絞り スタウト」を飲んで、モヤシ炒めを食べた。ビールは大学四年生までは味がわからなかったが、それからキリン一番絞りが好きになった。調査の後に飲む一番絞りと秩父名物豚ホルモンの組み合わせは芸術的だった。ずっと一番絞り派だったのだけど、昨年サッポロビールのウマさに気づき、昨年はひたすら黒ラベルサッポロクラシック(北海道限定)を飲んでいたのだけど、最近は黒ラベルと一番絞りを交互に、ここ最近は秋味を飲んでいた。イクラと一緒に入っていた尻尾トバ(ニハチ食品の芸術的鮭トバ、安いのにこれは本当に美味い!!!知床(斜里)に行ったら、止別駅に是非足を延ばして買うべき!!)をつまみながら、ビールを美味しくいただく。