屋久島周遊

今日は有休を取って友人に付き合った。カヤックをしたいと思っていたのだけど、一人がやりたくない(訓練(?)でやらされてコリゴリ)と言ったので、屋久島をのんびり一周することにした。まずは環境文化村センターへ、と行ったが月曜日ということもあり休みだった。残念無念。観光センターで土産物を買ってから、屋久島を反時計回りに回り、永田のいなか浜に降り立つ。それからうみがめ館に行く。解説してもらった。僕はもう何度も聞いているので、その傍らで別の展示をじっくり見る。と今年度の活動の写真の中に自分も写っているものを二枚見つけて、フフフッとほくそ笑んでみた。
今日は抜けるような青空が広がり、屋久灯台からの眺めもなかなか素晴らしかった。西部林道では大量のサルとシカ。友人三名も珍しがっていたのはわずかで、すぐに慣れてしまった。
大川の滝は水量は少なかったが、人が全然いなくて、色づいた木々と青空と共に滝からの風をのんびりと堪能できた。落差88mの滝のすぐ横に行けるということで、この滝は連れて行くと喜ぶ人が結構多い。
栗生にある「松竹」という蕎麦屋で昼食。ここの蕎麦は美味しいし、店の雰囲気もいい。僕は、魚飯とざる蕎麦を頂く。
その後は、中間のガジュマル、千尋の滝、安房の土産物屋さんと回って、屋久杉自然館に行く。17時から打ち合わせがあったので、その間待っててもらった。
打ち合わせは、今年度事業として行う、登山道の任意の点どこででも360度の画像を得られるシステムについて。業者さんと一時間ほど話をする。これまで、どの場所が変化した、どの場所が痛んだ、そんな話は多々聞くのだけど、それを比較するための都合のいい資料(写真)が全然なかった。未来を予測してここが崩れる、なんて写真は取りようがなかった。じゃあいっそのこと全部押さえてしまってはどうか、ということで動画撮影を考えていたのだけど、それよりもすごいシステムが見つかって、それを試すことになったのだった。
事務所にハンティングキャップが届いていて、みんなに配る。明日からの縦走に間に合ってよかった。
家に戻り、友人三人でれんが屋に行き焼肉を食べ、その後また家で飲む。かなり忘れていた地元の方便が三晩もするとだんだんと耳に馴染んできた。そうそうこんな言葉を話していたよなと懐かしく思う。
あいつは今どうしている、という話をしながら飲んでいたら、中高の友人から、びっくりだけど来年夏に父親になる、とのメールを受け取る。そうかぁ、あいつも親父になるんだなぁ、と時代の流れをひしひしと感じた。おめでとう!
日付が変わる頃、就寝。