東京→屋久島へ

朝四時に起きたので眠かった。羽田空港には五時半ぐらいには着いたかも。空弁を買って空港内で食べる。美味しい。セキュリティーチェックを受けた中でフードコートに入り、そこでコーヒーを飲みながら昨日話をしたブログサイトを作ってみた。使いやすいかどうか。それに夢中になっていたら、飛行機の出発時間が迫っていることに気がつき、慌てて搭乗口に向かった。
8:05発の飛行機で鹿児島へ。養老孟司の「死の壁」を読みながらの空の旅。
天気が非常に良かった。東京湾の形がわかる。三浦半島相模湾江ノ島、箱根と芦ノ湖、そして広がる富士の裾野と堂々たる富士山。何枚も写真を撮った。そこには、月曜日から昨日まで過ごした田貫湖もわずかながらに確認することが出来た。それはなかなか素敵な風景だった。
飛行機はやがて紀伊半島に差し掛かった。伊勢志摩から熊野まで見渡せる。地図帳で見る三重県の形がそこにあった。そう、故郷の海と山が一望できた。ここで生まれ育ったんだとじっと見ていると、うるうるっとくるものがあった。そして背後に広がる紀伊半島の背骨、大峰山脈と大台ケ原。そして、熊野古道ここを旅した時があったなぁと感慨に耽る。その時の自分があって、今の自分がある。
飛行機はあれよあれよという間に紀伊半島を越え、四国の上空を通過し、九州にたどり着いた。そして、間もなく鹿児島空港に着陸した。
屋久島行きの飛行機は、遅れも何もなく順調だった。屋久島へ。屋久島空港に降り立ち、やっぱり屋久島は暖かい場所なんだと思った。