バイオトイレ完成セレモニー

阪急交通社が会社誕生100周年を記念して、今年屋久観光協会環境保全のためと500万円を寄付して、そのお金で小杉谷山荘跡地にバイオトイレを作ることになり、様々な紆余曲折があったものの、無事完成して今日、その記念式典があったので、参加してきた。
朝八時に自然館前に集合。マイクロバスに乗って荒川登山口に向かうが、二日酔いの身にはきつかった。そうそう、夏の台風四号による道路崩落を受けて実施されていたシャトルバス運行は、今週初めに工事が完了したため、終了となった。
荒川登山口から小杉谷山荘跡地まで歩いていく。たどり着くと立派なトイレがあった。オガクズが中に入っているバイオトイレで、中身は大雪山等で実績のある正和電工製となっている。鍵を開けてもらって中がどうなっているのかを見る。
完成セレモニーと言っても非常に質素なものだったけど、観光協会長の挨拶、町長の挨拶、経緯説明、仕組み説明、感謝状の贈呈、等々があった。トイレの入口までは少し階段を登ることになっていて、手すりがないとちょっと危ないということで、手すりをつけるまで供用開始はお預けとなったが、それでももうすぐ使えるようになるとの事。トイレの後ろにはメタセコイアの樹が立っている。なんでこんなところにメタセコイアと思うのだが、某I造園が昔植えたとか植えなかったとか。他の植生に甚大な影響を与えるものではないので放っておいても大丈夫なのだけど、違和感がないわけではない。でも風景として見たとき、設置したバイオトイレと不思議と調和しているように見えたのは気のせいだろうか?
終わってから、荒川登山口まで一時間歩いて戻り、それからみなで焼肉を食べに行った。もちろん費用は自己負担で。南日本新聞のナガイさんといろいろ話をする。
道すがらヤマザキさんといろいろ話をしていたら、面白いアイディアが湧き上がってきた。何のことかは言わないけど、外圧があるいい機会。これを期に遺産管理のあり方をより良いものにしていきたいと思う。
家に帰ってきてからは、疲れてしまって、洗濯してからとりあえず寝た。起きたらもう日が暮れていた。置き出して、ウクレレを弾き、それからブログページの作り直しを行った。
気がつけば朝の四時過ぎ。布団に入るとすぐに熟睡。