休日

7月に入って最初の一週間。送別会や出張がちょこちょこ入っていたので瞬く間に過ぎて行った。一緒に仕事をしていた人、かつてお世話になった方々が新天地へと向かうのを見送る。お世話になりました。ありがとうございました。
そうそう、たまたま顔を出したらそのまま参加することになった歓迎会の中で見つけた懐かしいものがあった。「トロが行く」のラベルの張られた屋久島の焼酎 三岳だ(写真)。このラベルは、もう10年以上前に当時屋久島の森林管理署長をされていたKさんが(確か職員さんの描いた絵を基に)作ってもらった三岳の特製ラベル。材木を載せたトロッコが行く様が描かれている。屋久島島内でも確か一軒の酒屋しか置いていない(しかも店頭には並べていない)はずなのだけど、そんなものが目の前にあって、懐かしさと珍しさで大興奮した。でも誰もその価値をあまり知らずにいたので、解説した。なかなか手に入れがたいものなんですよ、これ。
空梅雨が続いていたが、この一週間は割と雨模様な天気だった。出張中も傘を差して歩く。緑に覆われた田園風景。そこに起きてしまった事象。いろいろなことを考えた。
先々週の沢でやってしまった右足カカトの打撲はだいぶ良くなって、普通に歩く分には問題ない。でもちょっとしたでっぱりなどにぶつけるとやっぱり痛くて、何回か呻いた。昨日は沢に行ったが、それほど問題ではなかったが、それでも岩、石ころの上を歩いているとピンポイントで打撲箇所が刺激されることもあって、慎重に歩いた。まだ完治はしていないが、まあ何とかなるだろう。気を付けよう。そして沢は賑やかで楽しかった。こちらも油断せず安全に楽しく続けていきたいな、と思う。
今日は、暑かった。本当に暑くて外に少しだけ出るだけで熱気でクラクラするぐらい。近所の人と本当に暑いですねぇと挨拶をする。午前中は山の記録をまとめたり、片づけ・洗濯をしたり、来週以降の準備をしたりと過ごす。午後は買物に出かけた。きつい日差し。気持ちいつもよりも人通りが少ない気がした。帰宅後は動画の編集と、晩御飯のスペシャルメニューの仕込みをやった。
夕方はまた外出する。あいにく土砂降りの夕立の中の出発となった。それは生まれ育った三重県南部、そして数年前に過ごした屋久島の雨を彷彿させるような激しい雨だった。懐かしさにかられる。そうそう俺はこんな雨の下で育ち、こんな雨を見上げながら、育てられてきたんだなぁと思う。

雨の後は虹がかかった。都会の空にかかる虹。日差しがきつい分、鮮やかな美しい虹だった。

晩御飯は、18穀米と、エリンギとタマネギの味噌汁と、サラダ(レタス+酢漬けニンジン+オニオン)、赤イカの刺身、ルクエで作った銀鮭の野菜蒸し、紅白ナマスもずく、そして透明なコップにレタスのクリーム(茹でレタスとクリーム(小量)をミキサーしたもの)を入れ、そこに生ホタテをのっけてから寒天を入れたコンソメスープを注ぎ固めたもの、を作る。ちょっと寒天が硬過ぎた。もう少しとろりとした方が美味しかったかも。次への工夫としよう。晩御飯を食べ、ヨーグルトを仕込んでいつも通りの日曜日の夜となる。七夕のこの日。でも空は明るく霞んで星は見えなかった。
来週もいろいろあるはず。さらに暑いけど、夏バテしないように気を付けながら、頑張ろうと思う。