大荒川谷沢登り 出発

仕事を19時半ごろに切り上げて帰宅する。準備を整え、ザックを背負って家を出る。
池袋駅で21:40発の飯能行の急行に乗る。飯能で西武秩父行に乗り換えて、西武秩父駅へ。そして、23:20に西武秩父駅に到着した。ここに来るのは5月以来
今回の沢は、奥秩父の入川の支流の大荒川谷。僕は12年前に一度訪れているのだけど、美しい森の沢というイメージだけが残っていて、是非再訪したいなぁと思い続けていた。11年前の晩秋に一度訪れようと思ったのだけど、その時は入渓点を間違えて、その後も思い込みからど壺にはまって時間を4時間もロスした揚句、時間がなくなり結局遡行せずに帰ってきた。泳ぎの沢に単独で霜の降りる11月に行くなんてかなり無謀なことなので、振り返ればこの時行かなくて良かったなぁ(行っていたらどうなっていたかわからない)と思うのだけど、奥秩父を研究フィールドとする中で、いつも是非ともまた再度訪れたいと思っていた場所だった。
昨年もここを訪れようと計画したのだが、天候に恵まれずに断念。その後も機会をうかがい続けて、今回ようやく企画を実行に移す時がやってきた。緊張感と期待感が交錯する。
今回の面子は、沢は軍刀利沢以来のカナハナさん、今年のお散歩観察会の沢に皆勤中のザハくん、三回目の沢となるチシキくん、僕の計4名。
僕以外は一本後の23:58着の電車で無事西武秩父駅に到着。予約しておいたタクシーに乗って、入川観光釣り場へと向かう。1時頃到着。タクシー代は11,960円だった。
雨が降ったのか、地面は濡れている。駐車場の先のゲートを過ぎてすぐ右にある休憩会場の軒先に寝ることにした。蚊取線香を焚いて、1:15を過ぎてシュラフカバーに包まって就寝。