地元の話


今日もモントリオールでは会議が続いていた。写真ばかりだと臨場感がないので今日は動画も撮ってみた。その様子はこちら(YouTube)。最初のステートメントはこんな感じで各国や各国際機関、NGO等が発言して行く。それを基に勧告案が修正され、揉めるところは別途コンタクトグループと呼ばれる会議が開かれ調整が進められ、最終的な勧告を作り上げて行く。
話題は全く変わって日本の地元の話。経緯はともかくとして実家のある町に移り住んだ方の漫画が出ているらしく、それが新聞に出ていた。「南紀の台所」というタイトルの紀伊半島を舞台にした料理漫画。どんな漫画なのか興味がある方はこちら(試し読み)をどうぞ。冒頭で東京の吉祥寺が出てくるのだけど、大学1〜2年生の頃はそのすぐ近くに住んでいたから親近感が湧いた。また主人公の旦那さんが海洋深層水の研究施設に勤務という設定なのだけど、紀伊半島の某所の海洋深層水施設に補助金を付けた当時のご担当の方が、この3月まで1年半程に渡って斜め前に座っていた方だったので、その点でも妙に親近感がわいた。
また、母親がネットに出ていた。そば打ちを始めたよ、と聞いてから早何年だろうか(過去の日記を見ると、2005年の大晦日には母の打った蕎麦を食べていたらしい。)。気がつけばそれなりの有名人になっている。この三月末まで福島県に深く関わる部署にいただけに、福島県で行われた大会で活躍されていたのは本当に嬉しかった。
今日のモントリオールは昼間に一瞬非常に強い雨が降った。モントリオールも名実共に夏を迎えている。住んでいるアパートでは水漏れがあったらしく(確かに昨晩遅くから水滴が落ちる音が響いていた)、帰宅するとドアの前に大きな乾燥機が置かれ、ご迷惑をおかけします、との張り紙があって、乾燥機は唸りを上げながら濡れた廊下の絨毯を乾かしていた(上の写真)。こんな専用の装置があるということ自体がびっくりしたのだけど、案外廊下に絨毯が敷かれた集合住宅には必須の装備なのかもしれない。