土曜日

午前中、この10月の生物多様性COP12で公表される予定の地球規模生物多様性概況第4版(GBO-4)のワークショップに参加した。

現時点案はこちら(要旨本体)。
午後の部では、20ある目標の関連性を議論することになっていたのだけど、こちらは御暇することにした。
昼食はオールドポートにあるL'Arrivage restaurantという眺めの良いフレンチに行く。オムレツをいただいた。写真には出ていないがサラダも含めて美味しかった。あとすらりとした店員さんが、モントリオールに住んでいるのにフランス語話せないの?教えて上げようか、と冷やかしてくれたので、あなたが教えてくれるのなら毎日このレストランに通いましょうか、と答える。

家までは徒歩で帰る。
帰宅後は何故か「それでもボクはやっていない」という冤罪を扱った映画にたどり着き、しかもYouTubeに全編出ていたのでそれを観てしまった。日本語の映像を見るのは久しぶりだ。冤罪で捕まってから、取り調べを受け、その後裁判裁判裁判の後、判決を言い渡されるまでの様子を淡々と、そう淡々と描いていて、さらに最後はハッピーエンドにもならないのだけど、個人的にはかなりヒットだった。なんというか、許認可にしても不許可にするのは大変な労力と作業が必要だし、要望されたものを断るにはどこから問われても耐えられるようなしっかりとした理由が必要だし(もちろん承認するにも理由が必要だが)、同じように裁判においても、無罪判決を出すということは本当に大変なんだろうなぁということをあらためて考えてしまった。いろいろ思うところはあったけれど、それは観てのお楽しみで。自分もおそらく許認可や交付金の配分にかかる仕事をしていなければ、それほどは感銘を受けなかったのかもしれない。
早く寝ようと思っていたのに、夜は不思議と寝付けず、1時半を過ぎて眠りに付いた。