金曜日

ブログは、ウェブログと呼ばれていた時代から(と言ってもせいぜい10年前ですが)何だかんだで続けていて、その他ウェブサイトを作ったりはしていたものの、これまでSNSなるものには基本的には手を出して来なかった。たとえ登録はしても全然使って来なかった。でも、この春先にカナダに来て、今更ながらFacebookを使い始める。そうは言ってもせいぜいこのブログの記事を書いたことのお知らせぐらいなのだけど。
でも、使い始めて、もう何年も、十数年も会っていない友人の現況がわかったりして、今更ながら不思議な驚きの日々。まずいろいろな思い出がフラッシュバックした。そしてみなそれぞれに家族を築いて行っていて、自分が過ごした時間と同じだけそれぞれの人生があって、今日は職場に行く途中、そんなそれぞれの人生に思いを馳せながらぼんやりと自分の人生を見つめ直していたら、頭の中では久々Mr. Children花(YouTube)が何度も何度もぐるぐると周っていた。そのためか地下鉄をうっかりと乗り過ごして、隣駅まで行ってしまい、慌てて戻ることとなった。職場に着いてから、隣の部屋のNicoに、今朝しくじったんですよ、オールドフレンドのことをぼんやりと考えていたら、地下鉄一駅乗り過ごしちゃったんですよね、と話をすると、Seishuはdreamerなんだなぁとコメントをくれた。
他にも懐かしさを感じたのは、燈籠祭という地元の花火祭りを検索したとき。何と小学生の頃に聖飢魔IIがやってきた時の映像がYouTubeに出てきて、懐かしくて見てしまった。この年には忘れもしない台風19号という強大な台風が地元の町にも深い深い爪痕を残した年でもある。実家の屋根も一部剥がされたし、町中至る所で瓦が飛び散り、電柱が折れ、塀が倒れ、家が倒れ、山の木もごっそりと倒れていて、それはそれはすごかった。話は戻って、このコンサートの最後に歌われた黄金の都EL・DO・RA・DO(YouTube)なんて、「世界を驚かせた10の不思議」などを読んで古代遺跡や、幻の山アムネマチンなんかにいつか行ってみたいと思い続けてそうした冒険を夢想していた身としては、すっごく気に入っていたのを覚えている。思い返せば、そうした冒険に行くために道具も必要だと思って、周りの環境もあってアウトドア道具好きに成長して行った気がしなくもない。そんなひととき。
昼は、Canada Post(郵便局)に行き、間違って届いた別の種類のパドルをフェザークラフトあてに送る。どこに郵便局があるのだろうと探していたら、コンビニの一画に受付カウンターがあった。対応してくれたのは親しみやすい雰囲気のおばちゃん。一番安いプランでお願いしたら、20ドル程でここモントリオールからバンクーバーまで7日間かかりますとのこと。カナダに来て初めての宅急便。些細なことだけど、また一つ経験したな、と思った。
帰宅後は、晩ご飯を食べ、その後、膨らませていたカヤックをたたんだり、荷物を詰めたりしてカヤックの準備をする。
外を見ると大きな月。そう、今度の日曜日は満月がいつもよりも1.3倍明るいスーパームーン日本語English)。サマータイムモントリオールでは19:50が月の出らしい。日曜日は新しいカメラでかっこいい写真を撮ろう。とりあえず練習がてら撮ったのが上の写真。トリミングなしでこの大きさ。最新のズームカメラはすごいなぁ。
金曜日が終わった。やり残した仕事もチラホラ。来週は頑張ろう。