帰省

朝5時に起きて、手早く準備を整えて相方と一緒に家を出る。三重県南部の実家へ。東京駅6:16発の新幹線で名古屋に向かい、そこから特急南紀号に乗って三重へ。富士山が美しかった。イザベラ・バードの日本奥地紀行に出てくる尖った富士山の挿絵を見た後に、この富士山を眺めることがどこか感慨深かった。実家に向かうまでの間に昨日購入した本を一冊読み切った。
久々実家のある町の駅に降り立つと、暖かいな、と思った。その後は挨拶と、港市の見学。港市は明日が最終日とのことだったが、大盛況で賑やかだった。同級生や同級生のご両親にあって挨拶をする。ここではカツオの餃子を食べた。美味しかった。


そうそう、道瀬食堂に行ってみたいと思って行ったのだけど、残念ながらお休み中だった。
午後は、頭之宮に参った後、母方の実家に行く。ここにいる白い犬は怖がる人もいる中で僕にはとても懐いている。いつもは車がつくとすぐに飛び出してくるのだけど、今日は犬小屋から出てくる気配がない。近づいて名前を呼ぶと、はて、誰だったか、といった表情だったのだけど、その3秒後には思い出したのか尻尾を振って吠え始めた。顔を見てこいつも歳を取ったなぁと思った。もう14歳ぐらいになるだろうか。その鳴き声を聞いて、伯母さんが出てこられた。ご無沙汰です。その後山仕事から戻った伯父さんも含めて、二時間ほど話をする。ありがとうございました。
墓参りをしてから家に戻ってくると、大阪にいる姉一家と弟がちょうど着いたところだった。夕方は中学校の時の英語の塾に顔を出す。夜は久々家族一同の集まりで、ワイワイと過ごす。
僕は甥っ子に「大冒険セット(7つ道具?)」なるものを買ってきていて、それを披露した。大まかには、双眼鏡、ルーペ、コンパス、温度計、マルチツール、ナイフ、ヘッドランプとそれを入れるポシェット等々。小さな頃欲しいと思っていたものや、田舎に来て野外で遊ぶ際に役に立ちそうなものを詰め込んでおいた。まだ使いこなすには時間がかかるだろうけど、使いこなせるようになれば楽しい道具の数々だと思う。
姉・弟と話したいことはたくさんあったのだけど、先日の感染性胃腸炎疲労感もあって、相方と僕は早めに就寝した。