秩父四日目

seishu2004-06-04

素晴らしくいい天気!
朝起きると空は晴れ渡り、雲一つない。昨晩寝たのは一時半過ぎだったので、七時前にようやく起き上がる。準備を整え、山に向かう。今日はひたすらセッティング。林道で猿の群れにあう。朝飯を食べていなかったが、気にせず作業を始める。一度始めると休憩ほとんどなしでやる必要がある。朝から夕方五時前までかじりついていた。
昼過ぎに作業中、後方に気配を感じ、振り返るとカモシカが30mほどの距離にいた。手を止めて、カメラを取り出し撮影。美味しそう。口笛を吹き、ウィンクを送る。

吹いた曲は何故か「送る言葉」
五分ほど付近をうろちょろしていたが、やがて去る。そして作業を続ける。
陽が美しい。木漏れ日が、煌めきながら、沢の泡立つ瀬と淵に差込み、木霊する水の音と、揺らめく水面下の光斑が、森全体を澄み渡らせ、優しい空気が辺りを包み込む。
作業自体はずっと屈みながらやったので、腰が痛くなり辛かったが、森の中にいる時間は素晴らしいものだった。
ほのかに暗くなり始めた頃、片付け、宿舎に戻る。最近林道をノーヘルで走るのがマイブーム。でもそんなことしていたらいつか地獄を見るかもしれない。

戻って来て、片付け、そしてガソリンを入れに村に下る。明日は多地点の調査に朝から行くつもり。先週に引き続き、今週も雁坂トンネル越え。
宿舎ではカップラーメンを食べ、くつろぎ、本を読み、そろそろ寝るつもり