バイクのタイヤ交換

交換しようと思いながらしてなかったバイクのタイヤの交換に行く。南鳩ヶ谷市SOX川口店。天気が良過ぎて暑い。タイヤの交換作業を興味を持って見る。後輪ブレーキパッドも交換してもらった。一時間半ほどして終わり、値段を出してもらう。実は今日、作業をしてもらう前に出してもらおうかと考えてはいたのだけど、心配しなくてもいいと思っていた。「36600円です」修理してくれた人は言った。実は前回、「2万チョイでできますよ」と言われ、嘘だと思ってもう少し正確に出してもらい、三万ちょっとですね、そのぐらい持って来て下さい、と言われていたのだった。その旨話をすると、もう少しエライ人に話が行く。再び計算してもらったら、「37100円です」少し不信感が出てしまった。
が、流石に向こうも悪いと思ったらしい。結局タイヤが二割引となり、28600円となった。逆にこちらが恐縮してしまう。
ありがとうです。

店を出るとき、いつもメンテナンスをしてくれるお兄さんが「新品のタイヤは滑りやすいから気をつけてな」と言った。はいっと応えてバイクを駆って、大学に戻ってきた。
携帯電話に不在着信とメッセージが残っていて、これがこの六月を意味するものだった。

夜、同じ学科の友人とモスバーガーに食べに行った。重い話やら、軽い話やら。でも振り返って、この時語り合った事が、止められない歯車というか、必然というか、分岐点というか、そうしたものとなり、その持つ意味は、やがてしぼみ、霞んでいくのではなく、そこが分かれ目であったことが、より深い意味を持って感じるようになるだろう。
友人と笑い合いながら、でも目はいつも真剣に、ただ、二人で動き始めた歯車を眺めていた。
抽象的だな。わけがわからんけど、こう書いておくと後で何があったのかわかるかもしれない。
六月の風。東京にはもう夏がきている。