演習林へ

苫小牧港を出てから、コンビニに寄り、喉飴を買う。喉が痛い。完全に風邪をひいてしまった。日高方面を走って、富良野市へ向かう。風が心地よい。喉が痛くなければもっと気持ちがいいのだけど。ライダー達はピースサインをしていく。特に休憩することもなく、バイクをひたすら走らせた。
今回、演習林の沢の調査が終わったらカヌーをするつもりだ。最初は美瑛川だけを行こうと考えていたのだけど、ガイドブックのコピーを読んでいたら、空知川の上流に行きたくなった。地図を見ると演習林のある富良野からすぐのところではないか。地図を買っていないのだけど、ここに行くことにする。その偵察。かなやま湖に行き、その上流をバイクで走る。川はほとんど見えなかったけど、上流の荒瀬を見て、大体どういう川なのか、理解した。水は美しい。カヌーをするモーチベーションがどんどん高まっていく。かなやま湖はダム湖なのだけど、割ときれいだった。道路の横にはキタキツネが二匹うろついていた。
演習林の事務所に着き、荷物を下ろす。夜は明日からどういうことをするのかの会議。その後ジンギスカン。そしてビール大会。日本酒に詳しい永田先生の置いていった日本酒も飲む。
途中で今朝知り合ったおじさんから電話がかかってきて、砂防事業系のことをやっている新潟の飯塚さんという人に今夜出会って、僕の興味的に電話してみろという。話をする。今度その人の本やら何やらを手にいれ、渓流について語ることが出来そうだ。

今回の調査は、地質班、土壌班、水文班、水質班、動物班、植物班からなる。予定は五日間。2本の沢を調べる。クマが怖いので、みんなでワイワイガヤガヤ行こうという話。演習林の教員、技官、林学の教員、学生の他、北大の学生+助教授の方もいた。

北海道での調査が始まった。