日原鍾乳洞

バイクを駆って日原流域へ。本流の濁りがひどい。上流に石灰石の鉱山があるところの支流の濁りが川全体を濁らせている。他の支流は若干の濁りはあるものの澄んでいる。この光景は一度見るとなかなか頭を離れないだろう。
倉沢橋のところでは、ケイビング(洞窟探検)の練習か、橋の上からロープが垂らされていた。
途中でサルを二頭見る。
以前から行きたいと思いつつ、行っていなかった日原の鍾乳洞に行く。入口はひんやり。洞窟内の気温は9℃。中は蛍光灯が灯っていて、暗いところはない。ただ、所々少しだけ狭い。水は至るところで滴っている。水琴窟が設置してある場所があり、その響きを楽しむ。奥の方に巨大な空間があり圧倒される。高さは20mはあるはず。山の中にこんな空間があるなんて、未知なる世界への冒険心がくすぐられた。旧洞はそんなに美しくはなかったが、新洞は鍾乳石のツララが連なり、非常に美しかった。外に出ると、生暖かい空気に包まれ、メガネが曇って何も見えなくなった。