納沙布岬

納沙布岬の先っちょ

朝五時半に起きて,シリアルを食べる。池田さんは昨晩仕掛けたトラップの回収。せっかく根室まで来たんだし,ということで納沙布岬に行くことになった。草原広がる台地上の大地を東へと進んでいく。草原では馬,牛がのんびりと草を食んでいた。行く手には発電用の巨大な風車が回る。天気は非常に良くて,草原の緑と,海の青さと,青空のコントラストが清々しい。
先端に行くと,「返せ北方領土」系の看板がたくさんあったが,その中に右翼団体が作ったと思われる石碑があり,その石碑を取り囲んでかわいいカエルの石像が並んでいるのだけど,その中の一匹は兜をかぶり,刀を背負い,遊撃隊と書かれたサルみたいなモノで,ギャクとしか思えない。カエル研究者のいわのりは喜んで写真を撮っている。
灯台の先には座礁した船があって,その朽ち行く姿が渋かった。カモメがたくさんいた。一通り周って,約130kmほど離れた釧路に戻る。