芝川

見沼通船堀

朝起きて,久しぶりに街を歩くことにした。東浦和の駅に行き,そこから歩き始める。台風一過なのに,しかも10月10日だというのに,たまにごく弱い雨のぱらつく曇りの天気。
芝川の横に,見沼代用水というものが流れている。この用水は利根の大堰から流れているのだけど,それ沿いに歩く。歩き始めのところには,見沼通船堀という日本で最初に出来たという閘門式の運河があった。台風で増水している水路の側を,ずっと歩いていった。
金木犀のオレンジがきれいだった。コスモスのオレンジもきれいだった。柿の熟れ始めた実のオレンジもきれいだった。
歩き続けて,途中縄文時代の遺跡跡もめぐり,竹ノ塚という駅まで歩いた。12〜13kmほど歩いたのかな。
その後,日本橋三越に行ってみた。三重展をやっていると新聞広告で知ったので,見に行こうと思ったのだった。
実は日本橋に来るのは初めて。首都高の下に渡された橋は少し興ざめ。ここを情緒あるものにすれば,面白いのにな。
三重展では地元の商店も出品していた。行き交う言葉に,東京都は違った響きがあり,なんだかほっとする。差し出された,秋刀魚のみりん干が,やけに美味しく感じた。
体の調子はそんなによくなかったので,帰ってくると疲れ切っていて,たくさんの夢を見つつ,グーグー寝た。