秩父二日目

初秋の矢竹沢

朝早く起きて、葉っぱの重さを量る作業を延々とやった。それから川に沈めに行く。途中の林道では、木材の切り出し作業をやっていた。空中架線で運ばれてきた木を、プロセッサと思われる高性能林業機械で玉切りしていた。川を挟んだ対岸は皆伐され、その下の川は、前行ったとき結構無残なことになっていた。演習林でもこうなのだ。効率の問題を考えると文句も言い難いが、悲しい。
沢に着くと水路を修復した。増水は少し収まってきていて、時折ひらひらと舞い降りてくる落葉が美しい。昨日はあまり天気がよくなかったけど、今日はいい感じだ。昼過ぎに作業が終わって、宿舎に戻ってきた。朝から何も食べていなかったので昼食を作る。今回日曜日までいるつもりだったから、食料は買い過ぎていた。肉だけでも、と豚肉を200g強、炒めて食べる。
いい天気で平和そのもの。朝早かったこともあって、昼寝をしてしまった。贅沢なひと時。
夕方、バイクを洗ってから帰路につく。
学校に戻ってくると、一昨日前に漬けたイクラが少し残っていたので、ご飯と一緒に加賀谷先生と二人で美味い美味いと言いながら食べた。いや〜、本当に美味しくて感動した。
そんな一日だった。