転倒・・・・パーツ破損・・・・(_ _;)

ロッジから、道までは、少し急な砂利道。CB400はオンロードバイクだから、砂利は簡単に滑る。慎重に下った。そして、舗装された林道に出て、少し行ったところだった。この道は舗装はされているけど、周りからの砂利で滑りやすくなっていた。スギの葉っぱもたくさん落ちていた。路面も濡れていた。
それは、急な下り坂で、左にヘアピンカーヴするところだった。
それは、なんでもない正午前の、秋の空気透き通る空の下だった。
滑りやすいし、危ないな、そう思って、20km/hに満たない速度で、カーヴに進入した。と、道の真ん中に溜まっていた、砂利かスギの葉にタイヤがスリップ、前後のブレーキをそろりと(だったと思う)かけるも、前輪がロック!ハンドルがめいいっぱい左に切れて、そのまま転倒。少しスライド。あ゛・・・・・やってしまった。
バイクに挟まれた足を抜いて、KILLスイッチでエンジンを切る。バイクを見て目を疑った。シフトペダルが曲って、スピードメーターも割れていた。マジ・・・・・
気持ちとんでもなく憂鬱な気分になる。セローでいつも砂利道を走り、こうした道は走り慣れているはずだった。オンロードバイクだし、自分のものではないから、慎重に運転していたはずだった。しかし、転倒。何でもないところなのだけど。確かに路面状況は悪かった。しかし、ショックだ。左足が挟まれて、左膝を少し擦って、ズボンは少し破れて怪我もしたのだけど、そんなことはとりあえず気にならなかった。
転倒してすぐはエンジンはかからなかったが、少し待つとかかる。走り出して、スピードメーターの中身は壊れていなかった。が、外側は割れ、中の骨格も割れていた。シフトペダルは歪んでいるのでギアチェンジが少々やりにくい。ベコベコにへこみながら、10kmほど離れたホームセンターまで走っていった。頼まれていたものの他に、銀色のガムテープと、少々の金具を買う。買い物の後、バイクの割れたスピードメーターを銀色のガムテープで留めた。ただ、ただ、へこんでいた。が、この時はまだ、この後まさかあんなことになるとは思ってもみなかった。
戻ってきて、昼ご飯におにぎりを食べる。変に気を使ってもらうのも嫌だったので、一柳さんにはとりあえず黙っておいた。美味しいおにぎりだったのに、なんか気持ち暗かった。飯の後は、林さん手作りの赤外線自動撮影カメラの解説をしてもらった。