修論要旨提出!

下線禁止!なんだって(笑)

起き続けて、朝十時、加賀谷先生がやってきて、仕上げたものを見せると、図が良くないと言うので訂正。書式の一部でわからないところがあったので、事務に行き、質問する。直後に専攻長の名でそうするようにメールが流れていた。その後は、助成金の申請書類を書く。ほとんど寝ていないので辛い。
午後四時を過ぎて、もう一度見せると、ちょっと直されて、それを直すと2枚に収まらなくなっていろいろ苦心する。で、午後5時に事務に行き、時間ぎりぎり無事提出!・・・・とは行かなかった・・・・。時を同じくして、同じ研究室のオーヒラも提出したのだけど、そこへ某研究室助教授の○多○がやってきて、提出したオーヒラの要旨をつまみ上げ、「番号書いていないから、やり直し」そう言った。続いて、僕の要旨を見て、「下線引いてあるね。だめ。やり直し」
何を言っているのか理解できない。そんなことは配られた書式関するプリントには何も書かれていない。例年通りの形式ということなのだけど、昨年の要旨集には「はじめに」の前に「1.はじめに」なんて1.が書いていないものなんてたくさんあるし、読みやすくするために文章の一部に下線が使われているものもたくさんある。それを最初から統一していたなら話は別だ。そうするさ。すまないのだけど、その一言があっても、まあ、妥協したのだろう。でも、まったくの理不尽。まあ、仁○○が、どうしようもない坊ちゃま教員であることは、研究室、学科、、某演習林、どこでもよく知られたことなのだけど。しかし、なんだ、その態度と舐めた脳みそは!怒り爆発!反撃に出る。
こんなとき、オーヒラは心強いというか、横で見ていて面白い。小さい子をあやすような口調で、どんどん追い詰めていく。向こうが話すのは、ひたすら「私は今回この要旨のことを全部任されている」だから言う事を聞けと言う。そうナケナシの権力を振りかざす人間ほど、実は権力に弱い。アンチ権力(僕も野田知佑とか大好きだし)な二人だし、まぁ、実際追い詰めてくれたのはオーヒラなんだけど、容赦なく、反論。「教授にそのようなことは話を通してあるのですか?」その問いに対してYes/Noを答えようとしないで、俺の言うことを聞け!とひたすら話すのは、権力に怯えている証拠。どうしようもないやつとの意味を成さないやりとりにだんだんと疲れてきた。そこにナカジマ君登場!要旨を持ってきて、その要旨を見て○○見は
「ほら、彼は(書式を)ちゃんと直してきたんだ」
すかさず、聞いてみた。
「ナカジマくん、さっき持ってきた?今初めて持ってきたんだよね?」
「うん、今、初めて持ってきたよ」
事務の方々もこの面白いやり取りをずっと聞いていて、みんな笑っていた。三年半ほど前の実習に、状況は違うけどデジャブが・・・・・・
事務をあけておくから、早くやり直して来い、と繰り返すので、とりあえず、言われたようにしたのだから、とにかく受理しろ、教授と話をしてから、もう一度来る、そう話して、研究室に戻ってくる。

富樫教授は話せる相手だ。この研究室に来て三ヶ月半ほどで、よく信頼をがっちり掴んでいるなぁ、と思う。いろいろ調べてくれて、「変やねぇ、おかしいよ」とのこと。でも、彼と喧嘩する価値なんてそもそもないから、まあ、直して出しておいたほうが大人だよ、と優しい。ホッとして、一応書き換えて、プリントアウト。昨年の要旨を見ても、番号なしもたくさん、下線引いてあるのもチラホラ。研究室のみんなも呆れている。話す価値ない方に時間を使ったことにへとへとになってしまった。でもいいネタありがとう。みんなでとことん盛り上がれたし、これで心置きなくバカにできる。

提出し直しに行くと事務は閉まっていて、別の入り口から入る。さっきの原稿が印刷用のものだったかもしれないのに、下線を引いてあるというだけでチェックの書き込みがなされている。これじゃあ印刷原稿には使えない。どうしようもないな。あの研究室の人々を本気で哀れんでしまった。

研究室に戻ってきてから、助成金の書類を仕上げる。何とか完成。間に合った。頑張った。急いで郵便局へ。戻ってくると流石にへとへと。その後は、オーヒラと富樫先生と三人で長々とおしゃべり。
九時過ぎに家に帰って寝た。


ありもしない権力を振りかざすやつは大嫌いだ、権力を盾に人を見下す人間は嫌いだ、理不尽な権力も大嫌いだ、改めてそんなことを痛感した夕方だった。いい反面教師。自分はこの先の長い人生の中でそうはならないように気をつけよう。オーヒラはお疲れさま。おかげで面白かったよ。しかし、どうしようもないことに無駄なエネルギーを費やしたなぁ。疲れているのにさ。でも、もうちょっと自分自身オトナになろうとも思った夕方だった。


修論要旨無事提出!あと二週間あまり、頑張ろう!