同期会

先日突然連絡があって、東京在住の高校時代の同級生三人で、飲むことになった。掃除が忙しいし無理かも・・・と言っていたら、じゃあ、僕んちの近くでいいというので、上野ですることになった。先日も行った太昌園に再び行く。太昌園に行くのは、これで5回目だ。
今回集まったのは、自分も合わせて三人。意外と東京に出てきている人は少ない。みんな中部、関西がやっぱり多い。成人式付近で集まった同窓会以来で、無茶苦茶懐かしい。変わったような、まったく変わっていないような。学生は僕一人。あいつは今はどうしている、という話を中心に、焼肉を食べながらずっと話をしていた。名前を言われても覚えていない人もちょこっといて、たかが6年、されど6年の月日の長さを感じた。今までの人生の1/4。俺はどのぐらい成長したのだろうか?
仕事の話も聞く。苦労もあれば、やりがいもあるよう。高校時代の漠然とした目標から、もっと具体的な目標を持ちつつあるのだなぁ、なんて考える。よく高校時代、照れながら、ハニカミながらも、卒業が近づく友人たちの言葉の奥に何か目標感じたりしたっけ。幾千の可能性の中から、少しずつ選んできたもの、それは、夢への道標であり、また別の夢への諦めだった。話をしながら、何も変わっていないようで、でも、変わったなぁ、と感慨にふけっていた。
夜十一時を過ぎて帰ってくる。まだ片付かない部屋。台所周りはちょっと油汚れがひどいので、それをこぞぎ落としていく。眠くて、アルコールも入ってフラフラしていたけど、気合で片付け続け、朝四時を過ぎて一段落。ぽっかりと空いた部屋の真ん中で、シュラフに包まって寝た。