卒論発表

うまそうな肉・・・・

朝起きて、研究室の後輩の発表原稿の一部を書くのを手伝って、その後シャワーを浴びてから、卒論の発表を聞きにいく。朝聞いたのは林政のカサイ・マツモトの二人。マツモト君の発表はまとまっていて面白かった。原木市売市場の話。これは山から切ってきた木(原木)を取引する市場の話で、専門化しコスト削減を目指す製材所の期待に応えるために、安定供給、質の確保も含めて、どのような工夫がなされているのか、また日本では小規模な林家が多いけど、そうした小規模な林家が集まる場所であっても、原木市売市場をうまく活用できれば産地形成が可能になる!そんな話。なるほどと思ったのだけど、引っかかりもあった。いや、いい発表だったよ。でも、調査結果が入っていないのがね。調査はしたらしいのだけど、上手くいかずその結果が全然入ってきていない。この内容だったら文献を集めればそれで終わりだ。もちろん、それだけでまとめられる賢い人もいるのだろうけど、悪く言えば好きなように都合のいいように話の組み立てが可能だ。彼は真面目で賢く、また情熱を持っているので、期待はしているのだけど、今回の発表のまとまりの良さが、逆に悪いことに働かなければいいのだけど、と考えた。
御殿下に行き、トレーニング。体が完全にバテていた。
昼からは、研究室の後輩三人の発表を聞く。イイヅカの発表は、良くまとまっていて発表も上手く、感心。出てきているデータも面白いのだけど、じっくり聞くと実はメインの発表の作業量は、ちょっとしかないことに気がついた。まあでも、素晴らしい。アリマは、パワポのファイルを間違えて持ってきていて、直したいろいろな部分が元のままだった。本人ファイルを開いた時点で動揺していたが、その後は堂々とこなしていた。内容の突っ込みどころはたくさん。が、戦略のミスを戦術でうまく補った感があった。タガの発表は、う〜ん、本人珍しく頭が真っ白になっていた模様。
一旦研究室に戻ってきたが、演習林の学生二人の発表を聞く。オオサワ君の発表はなかなか。内容では一番充実していたのではないかと思う。と、彼の日記を読んでみると、一番面白いところは話せなかったのだとか。後で富樫先生と、この研究のユニークな点についていろいろ話をしてみた。
夜、太昌園に打ち上げに行く。黙々と焼肉を食べた。戻ってきてから、調査に出発!車を飛ばして、醍醐川の調査地の近くまで行き、車の中で寝た。