引越し

朝6時半に起きて、研究室に置いてある私物をまとめる。引越し。高々と積み上がっていた衣装ケースを下ろす。いろいろ慌てて準備した。研究室に置いてある物はそんなにない、なんて考えていたのだけど、そんなことはまったくなくて、よくまあ、こんなにも置いていたものだと、荷物をまとめながら考えていた。
昼過ぎに、まずイトーの引越しの手伝い。今まで住んでいた25000円/月の部屋が、取り壊されるので動くとか。その部屋は広かった。でも、その家は非常に古く、建物の作りも古くて、下町の情緒というかそういうものが満ち溢れていて、何だかちょっぴり羨ましい感じ。そこから新築の最新のマンションに移動。エレベーターまで付いている。部屋のシステムキッチンといい、バス・トイレといい、ピカピカだった。
大学に戻って、僕の荷物を車に詰め込み、一途新居を目指す。都心から東京の西部へ。途中のドイトで買い物。蛍光灯を買う。結構道が込んでいて、時間がかかった。
今度住むところは4階。エレベーターなんてものはない。建てられたのは昭和38年だ。東京オリンピックの前の年。はっきりいってボロいと思う。ただ世帯寮に一人で住むので、部屋はものすごく広い。四畳半×2、6畳×1にキッチンがある。でもお湯の出るシャワーがないのは少し悲しい。お風呂は水を張ってから沸かすタイプ。洗濯機置き場もないし、水周りは基本的に不便な設計だ。
荷物を運んで、一段落。ファミレスに飯を食べに行き、そしてイトーとはお別れ。部屋に戻ってきて、布団も届き、スーパーに行ってお祝いの発砲酒を買ってきて、一人乾杯する。