山菜採り二日目

サルを目撃!

朝方、雨が上がった。焚き火は消えずに残っていて、早めに起きた人々が薪をくべ、火を大きくしていた。むっくりと起き上がると荷物と勘違いしていた人々は、ここに寝ていたのか!雨は大丈夫だったの?と驚き、呆れていた。早朝の渓の清々しさ。雪解け水は冷たくて、顔を洗う手に突き刺さる。
みんながそのうちわらわらと起きてきて、朝ごはんを作る。朝からたくさん食べる。ビールを飲んですっかり出来上がっている人も。てんぷらも食べた。美味しい。
陽が差し始めて、暖かくなる。少し湿りかけていたシュラフを干し、のんびり過ごす。焚き火の横で転寝する人も。今日はのんびりした時間なんだ。
昼前に片付け。山の斜面にニホンザルが一頭。撤収して、車に乗る。雷が鳴って、大雨が降ってきた。危ない。三十分遅かったらびしょ濡れになっていたかもしれない。
越後湯沢の駅にある温泉に入りに行く。お湯は割と熱くてぽかぽかと温まったのだけど、眠気も出てきて、疲れを感じた。角質を落とすジェルが置かれていて、使ってみるとポロポロとたくさん取れて感動する。
温泉を上がり、お土産を少し買ってから、帰京。関越トンネルを越えると、雨は上がった。また宜しくです。二年前にも参加したと書いたが、僕の参加は、会にとっての未来への投資らしい。今はまだ参加する気はないのだけどさ。ありがとう。
大泉学園で降ろしてもらい、電車に乗って家へ向かう。いろいろ考え事をしていたら、何を考えたのか、ひとつ前の駅で降りてしまい、待ちぼうけ。考え事に耽る日々。しっかりしようぜ。
家で、所要を済ませ、ご飯を作って食べてから、研究室へ。戻ってくると流石にフラフラ。明日から研修。眠気を振り払って準備を済ませ、倒れこむようにして寝た。