岩国・宮島観光

宮島の鹿

朝から車で岩国に行く。錦帯橋に行った。立派な木の橋だ。橋の下には鮎の釣りをするもの二名ほど。コロガシをしていたのだけど、ちゃんと釣り上げていた。眺めつつ、かつての様子を想像する。川はもっともっときれいだったんだろうな。川虫を研究するものなら必ず話に聞くニンギョウトビケラの巣の工芸品をお土産に買う。白蛇を見た。アオダイショウのアルビノなのだけど、個体群としてそれ相応の数がいるというのは珍しい。
岩国城に行く。ロープウェイに乗って、ちょっとだけ歩く。城自体は昭和36年だかそのぐらいに再建されたものだから特段の興味は湧かない。城の中には刀が大量に展示されていた。本当にたくさん。巨大な太刀もおいてあった。2mほどあったのだろうか?こんなもので斬られたら体が本当に真っ二つになると思う。刀の刃紋をじっくり見ていく。日本刀の持つ美しさ。日本刀に限らず、日本の刃物は世界に誇る素晴らしい道具だ。何度見ても惚れ惚れする。
城からの眺めはなかなか。この城の位置が、天然の要塞であることが良くわかる。城の横に旧天守閣の石垣が残っているのだけど、石垣を登ってみた。でも下り口がなくてちょっぴりヒヤヒヤで石垣を下りてくる。山を下り、咲き誇る菖蒲を眺めてから車に戻ってきた。
宮島に向かう。フェリー乗り場の近くの「うえの」の穴子飯を食べる。かなり有名な店らしい。二時前に行ったのだけど、三十分ほど待たされた。でも美味しかったので大満足!
宮島に渡る。観光地の中の観光地といった雰囲気。厳島神社を眺め、中に入る。鹿がたくさん。海辺にいる鹿というのはどこか違和感があった。昨年の台風で一部破壊されていたが、大体のところは見ることができた。潮はちょうど引いている時間帯だったのだけど境内の中にはカニがたくさんいた。おみくじを引くと「凶」が出た。いろいろ思い当たる節もあり、少々へこんでみた。
宮島水族館に行く。ちょっと古い水族館なのだけど、展示が不思議だった。テーマ別というよりは、一緒に入れて大丈夫なものは一緒に入れてみる、といった雰囲気。でもなかなか。クラゲの幽玄さに今回も心をうたれる。
潮がひいていたので、厳島神社の鳥居まで行く。びっくり、木でできていた。でも考えてみれば当たり前か。真っ直ぐではなく、木の凸凹がしっかり残っていて、何でもないことなのだけど、深く感銘を受ける。瀬戸内の海。平和な時間だった。
割と有名なもみじ饅頭の店である「藤い屋」で饅頭を食べ、御土産も買ってそれからフェリーに乗って戻ってきた。四人でサイゼリヤに行き、五日市駅まで送ってもらった。。ワタリ君Thanks!いろいろ助かったよ。そして電車に乗り、広島駅に行く。
夜行バスに乗って東京へ。地方自治体研修とそのオプションが終了した。