月曜日

朝早く職場に行く。なんと職場の室温が35.5℃あった。今日は一日中暑く、冷房が入った後も33℃をさしていて、暑さにあえぐ。自分の今座っているところは、パソコンとプリンタにとポットに囲まれているから、余計に暑い。団扇命。
文面のチェックの後、頼まれた資料の探しをやっていた。昼に、参議院郵政民営化の是非を巡る採決。否決。考えることいろいろ。郵政については前に少しだけ書いたけど。徹底的に進めることが出来るのか。それとも改革というパフォーマンスで終わるのか。それを知る前に、投票をしなければいけないというのは、難しい。良い公共事業はなくてはならないものだけど、いつの間にか事業のための事業になり、票のための事業となり、その犠牲となってきた数々の自然環境、文化、人々の対立。その先立つものを確実にしている巨大貯蓄金。あまりに巨大で、でもそれに頼り過ぎて招かれた借金大国。未来への負債をたくさん抱える。お金だけではなく、地球環境もね。
理由付けだけは、こじつけだけは何としてでもやる集団がいる。そこを変えなきゃ意味がない。あまりにも大きいことではあるけど。
国という安心感。郵貯がこんなにも信頼されているなんて、国はやっぱりなかなか信頼されているなと感じる。それを築いてきた集団。それも現実。でも、今、自分は郵貯には貯めないようにしたんだ。些細な、抵抗。
衆議院が解散。総選挙へ。憲法に書いてある権利をある意味忠実に使用しただけ。でも、それが独裁に映るといえばそうかもしれない。内部規律の縛り。それに縛られなかっただけ。でも軽んじたものもたくさん。手段を尽くさずというか。どちらの選択肢が、コストが低いのかは難しいところ。効率の追求と権利は時にトレードオフの関係になる。意見の調整って大変だな。それはいつも感じることだけど。
職場への影響といえば、明日の衆○院□境委△会で、某議員による質疑が予定されていて、今夜はその関係で遅くまでかかるという話だったのだけど、それがなくなってしまった。
昼、加賀谷先生からメールが届く。研究室の片付いていない机をそろそろ流石に片付けろと。よく今まで放置しておいて、特に文句もなく置かせておいてくれました。どうもです。
深夜、0時を過ぎて研究室に行く。片付け開始。眠い頭を振り起こし、心を鬼にしていろいろなものを捨て、必要なものはダンボールに詰めていく。いろいろなプリントが出てきて、それは昔徹夜で作ったゼミの資料であり、同期の研究室の面子の発表資料であり、落書きであり、ここに確かにいたんだというノスタルジーを噛み締めながら、片づけを続ける。でもある種の旅立ちの感情、ときめき、安堵感。不思議、片付けるという行為の持つ意味。儀式。
二時半過ぎに力尽きて寝た。