雲見

西伊豆に入ると更なるくねくね道が続いた。地元の人々はなかなか大変そうだ。が、そこに広がる海は美しかった。こういう場所は残って欲しいな。美浜原発で事故が起こらないことを祈る。
くねくね道をゆっくり走り、雲見に着く。夕日が見える場所に車を停めた。ゆったりと沈んでいく太陽。その太陽から伸びる光の中を、船が横切っていく。日が沈むと急に寒くなった。雲見の予約していた民宿に行く。
民宿では舟盛が出てきてびっくりした。ありがたく海鮮を頂く。実家も海の傍だから、魚は新鮮で、それゆえ出てきた料理にはそれほどまで感動はしなかったが、美味しいご飯だった。から揚げにされたガシを食べていると、昔、地元の赤灯台(←今はない)の前でガシを初めて釣り上げたときのときめきを思い出し、懐かしさに浸った。
露天風呂もあってポカポカと温まった。サッカーの試合を見てから、寝た。