2月

上旬から説明会・会議・打ち合わせが多数あった。中下旬は会議に加え世界遺産委員会に提出する中間報告作りに追われた(原案を作った)。下旬は会議(利用適正化、科学委員会)の準備に追われた。ほぼ毎日、日付が変わるまではいたなぁ。そんな息詰まる月だったが、お散歩観察会に顔を出し始めた月でもあった。

2/1 利用適正化実施計画地元説明会(ウトロ)。資料作りに苦労した。所内打ち合わせで行政の自己満足と言われたときはカチンと来たけど、いろいろ考え、修正した。それもよし。夜はヒライさんの家で快適に過ごす。
2/2 利用適正化実施計画地元説明会(羅臼)。朝から打ち合わせ。午後羅臼に移動。根北峠は吹雪で視界が全然なかった。
2/3 朝から阿寒湖畔スキー場に行くことにした。スキーワックスを使い切っていたのでまずはスキー店で買い物。出発しようとしたら、車のエンジンが突然かかりにくくなる。かかりかけたエンジンを噴かすことを5回ぐらい頑張り何とかエンジンをかけ、釧路スバルに持っていく。燃料ポンプの不調。交換してもらった。3万円なり。痛いなぁ。昼を過ぎてしまったが、阿寒湖畔スキー場に行く。先週傷だらけ溝だらけだったスキー板をチューニングに出していたので、今日はすこぶる快調、エッジもよくかかった。新しく買ったスキー用ヘルメット(15,000円!実はこれが使うのが最初で最後だったが・・・)を被り飛ばした。1300m、最大傾斜29度の快適斜面を登山靴スキーでノンストップで下ると太ももの限界を感じるが爽快そのもの。最後に久々派手に吹っ飛んだが、充実感のある一日だった。
2/4 一日働いた。政府広報インターネットテレビに事務所職員が出た。
2/5 利用適正化事務局会議・河川工作物WG。朝から羅臼役場で作っていった資料をいろいろ説明した。午後の河川工作物WGは今年度の締め。この一年で、河川工作物改修について、道庁も随分前向きになったなと思う。
2/7 遅くなったが、ようやくオサダ企画官の歓迎会。スナックエンジョイで開けたチョコレートは、消費期限がとっくに切れていた。残念無念。
2/8 釧路でエゾシカ関係の打ち合わせ。なかなか進まない検討。やるべきことはわかっているのだが、そこに至る道、取るべき手順に悩む。
2/10 知床山海塾の塾長、佐々木泰幹さんの開催するお散歩観察会に参加。知床のマイナーピーク猫山に行く羅臼事務所のワカマツさんも参加。いい天気。久々の山スキー。山好きが集まる空間。快適。山頂直下はアイゼンピッケルで登る。結構急登。慣れていないとロープが欲しくなる。結局登りも下りも使わなかったけど。帰りのスキーは寡雪のため、トラバースが多く、足にこたえた。東京から来た革登山靴山スキーヤーなのに上手い!!といろいろな人に褒められる。ちょっと優越感に浸る。
2/11 休日出勤。ひたすら働いた。雪が降り積もり、幻想的空間の釧路だった。
2/12 早朝、ツユキさんを乗せて一緒に阿寒湖へ。阿寒湖でトダさんとその友達×2と合流。凍てつく阿寒湖でワカサギ釣り!!二ケタ台を釣った。大満足。正午までに職場へ舞い戻り、仕事に励んだ。
2/14 行きつけ(?)のスナックエンジョイから、バレンタイン団子を頂く。コンビニのレジでチロルチョコバレンタインデーバージョンを頂いた。他は何にも貰えなかった。悔しくないのだけど、日付が替わってから、あ〜あ50倍にして返したのになぁ、と言って周った(まだ何名か残っていた)
2/16 エゾシカWG(釧路)。資料を説明。議論。午前中にも時間があったので、論点整理をしていたのだけど、おかげで議論がやり易かった。ほ。しかし、疲れた。ギリギリでなんとか資料も作り上げた。もう少し早くできるといいのだが・・・。終わった後、打ち合わせ×2。利用適正化関係。思うところいろいろ。目指すべきところの大枠はイメージできているのに、そこに至る道がまだ見えない。夜、プチ打ち上げ。
2/17 空港で相方を拾って、阿寒湖へ。途中、ツルセンターに寄る。快適に阿寒湖畔スキー場でスキーを楽しむ。久々のスキーだったようだけど、上手く滑っていた。三時ごろまで滑った後、足寄を越えて走り続けてサホロリゾートで一泊。フランス料理が美味しかった。
2/18 丸一日サホロスキー場でスキーを楽しむ。圧雪していない急斜面が面白かった。滑り続けて人気もなくなった四時過ぎにようやく終了。楽しかったな。夜は釧路まで戻ってきて、晩飯は回転寿司となった。
2/19 年休を取って、知床方面へ。摩周湖に寄る。ばっちり晴れていて、いい眺めだった。今年の摩周湖は凍らなかった。なんと屈斜路湖も凍らなかったのだからすごい!どんどん変わっていく気候が恐ろしい。ウトロに行く。流氷が見えた。知床自然村に行き、流氷ウォーク(5000円なり)に参加。ドライスーツを着るので、寒いのは顔と、手先のみ。流氷が少ないので、流氷泳ぎとなった。流氷の塊の上に乗るとその領主気分。手で押して動く流氷は流氷を実感できて楽しかった。クリオネを三匹見つけた。一匹を氷付けにしたら、動かなくなったけど、海に戻してしばらくしたらまた泳ぎ始めた(はず)。融けだす水の影響で、流氷のすぐ横の水中は揺らぎがあった。帰り、前に見慣れた車。斜里に出張で来ていた上司の一人の車の後についたことがわかった。コンビニに寄ってやり過ごす。鶴居村タイトーという温泉により、ポカポカ。雪が強く降り始める。釧路のオズという洋食屋さんに行く。美味しかった。お勧めです。飛行機は一時間半遅れで無事飛び立っていった。雪降り頻る釧路の家に戻った。
2/23 懇談会二回目。話をこじらせると後が大変。無事終わってよかった。
2/24 お散歩観察会の相泊沼山スキーに参加。行ってみたかったんだ、相泊沼。流氷が相泊まで押し寄せていた。すごい!相泊から裏手の急斜を登り、わずかに平坦なところを進み、そこから尾根の右側をトラバースして、相泊川の二俣の渡渉点を目指す。そこからは中間尾根をずっと行き、相泊沼へ。広い空間。素晴らしい場所だ。魚類調査されている方も一緒に行き、凍りついた沼にワカサギ釣り用のアイスドリルで穴を開け、魚類がいるか調査。いない模様。ヨコエビが釣れた。帰りは好天のため、最悪の雪質となる。表面に粗目、10センチの厚みを持ったブレーカブルクラスト。パラレルで滑ると。埋まる。抜け出せずまったく曲がらない。埋まったまま恐る恐る滑り、なんとか一瞬表面に板が出た時にすかさずシュテムターンで曲がる。他の方が滑った溝に入るとやばかった。まったく曲がれない。途中から懲りてボーゲンを多発。これだと足は疲れるが埋まることはない。登山靴だと厳しい。登山靴でなくてもかなり厳しい。久々だ、こんな雪質。
山を下ると、流氷は北浜の先まで来ていた。オオワシ多数。車を停め、流氷の国で物思いに耽る。
2/25 休日出勤。珍しくモリカワ補佐が来ていた。年度末に向けて、いろいろ忙しくなるとき。焦りながら仕事をやった。