自然に親しむ集い

今日は自然に親しむ集いの「落滝(おとすのたき)観察会」。一般の方を募集して自然と親しむシリーズ。今回の講師はオバラさん。天気予報は晴れなのだが、入り口に行くと雨が降り始め、やがてかなり激しく降り始める。参加者18名のうち数名が雨具を持ってきていなくて、近くのホームセンターに安ガッパを買いに行った。気を取り直して出発。
オバラさんが、植物、気候、地質等についていろいろ解説しながら進む。天気はいまいち。二週間ほど前に草刈した場所はまだ植物が繁茂せず、いい道になっていた。
尾根伝いのやや急な登りの後、トラバース。危なくないのだが、山に慣れていないと少しだけ滑る場所がある。特にここは堆積岩が上昇してきた花崗岩に焼かれて陶器状になった非常に硬い石で出来ていて、濡れるとツルツルだ。落滝に無事到着。ツルツルの岩の上を慎重に移動して、昼ごはんとなる。昼ごはん中は雨は上がってくれていたので助かった。
なかなか立派な滝だ。高さは40mほどはあるのだろうか?滝の右壁にあるへこみはポッドホールの跡という。昔はそちらに滝の流れと滝つぼがあったそうな。どれほどの昔なのだろうか?滝はいつも流れ続ける。今この瞬間も。かつて訪れた沢の何気ない滝。そこには今も変わらず水が流れているのだろうか。
帰りの地質解説で、黒曜石が出ていたのはびっくりで、そして探して見つかったので嬉しかった。参加者はもちろん、僕も楽しんだ観察会だった。
終わって、事務所に戻ってくる。夕方家に戻り、そのまま熟睡。起きてからスーパーに行って食材を買ってから晩飯を作って食べてからまた熟睡した。