屋久島→東京

朝4時半に目が覚める。外は雷鳴が轟いていた。今日は朝11時30分の飛行機で屋久島を発って東京に行く予定だった。でもこの雷雨+風は何だ。これじゃあ飛行機は飛ばないかもしれない。やばいな・・・夢現の中でぼんやりと考えていた。天気予報を見ると午前中は天気が悪いよう。嫌な予感が過ぎる。六時前に起き出して手早く準備を済ませる。鹿児島まではジェットフォイル(高速船)で行って、鹿児島から飛行機に乗ろうと考えた。横殴りの雨の中、家を出て安房の港に向かった。
クリスマスの連休でいつもはまばらなトッピー乗り場は人がごった返していた。チケットを買おうと窓口に行くとまさかのキャンセル待ち。5番の番号札を頂く。あらららら。祈りながら待っていた。7時の出航を前に、6:45にキャンセル待ち番号2,3番が呼び出された。6:50に4番が呼び出される。が、そこで終了。唖然としながら帰路についた。さっき土産を買った土産物屋のおじさんが憐れそうな目でこちらを見ていた。
雷雨が続く。まずいなぁ、とひたすら天気予報とにらめっこした。レーダーを確認すると屋久島には猛烈な雨が降っている。が、朝八時を過ぎて天候が急速に回復した。結果、朝一便から飛行機は無事飛ぶこととなった。良かった。ほっと胸をなでおろす。
昼前に屋久島を飛び立ち、鹿児島で乗り換え、東京に向かう。東京には午後三時過ぎに到着した。先週東京に来たばかりだったから、あんまり新鮮味がないといえばない。でも無事到着できて嬉しかった。屋久島から飛行機で外に出る時は、こんなパターンばかりだった。