上越巻機山 米子沢に出発

朝から、沢登りの準備をしていた。今回の沢は、上越巻機山の米子沢(こめごさわ)。中流部には数々の滝、そして上流部には大ナメを持つ、上越の秀渓。スケールの大きな絶景が広がる美しい沢であり、屈指の人気を誇る沢の一つだ。
大学の部活の山小屋が巻機山にあったので、巻機山には季節を問わず何度も訪れていたのだが、何故か僕は行く機会を逃し続けていた。先週の沢登りを終え、次はどこに行くかなぁと考えている時に、コイケ君から来たメールに、上越の沢に行きたいです、との言葉があって、それなら米子沢についに行ってみるか!と計画することになった。
主な準備は午前中に済ませて、その後神田小川町にあるオリンパスプラザに行く。愛用のデジカメ、XZ-1の写真に黒い点が写るようになってしまっていた。センサーにほこりがついたのだと思うが、センサーの清掃または交換になるとのこと。保証期間内なので無料。9/12以降に取りに来て下さいとのこと。沢タビのソールがかなり減っているのでその帰りにICI石井スポーツに寄るが、愛用のキャラバンの沢タビは売り切れてしまっていて、今シーズン入荷の予定はないとのこと。カモシカスポーツあたりで別のタビを買うしかないかなぁ。ファーストフードで昼食を済ませ、ヨーグルト用の牛乳を買って帰宅する。
家に戻ってきてからは、洗濯、ゴミの片づけ、ヨーグルトの仕込みをやった。それから、ベランダの手すりに貼り付けてあった目隠しのためのヨシズの補修。紫外線劣化と強風のためか、固定していた紐が切れてしまっていたものだ。そうこうしているうちに時間になり出発。登山計画書・地形図・遡行図を机の上に緊急連絡先にしている相方に託しておく。
上野駅発17:29の高崎行きに乗る。その前に上野駅の公園口で弁当・惣菜を買ったが、いろいろな店があってびっくりした。知らない間に発展したもんだ。上野駅でコイケ君に無事合流。そして高崎に着くまでにニッタ君とも合流した。高崎で手早く乗り替えて水上へ。乗り替えて六日町駅へ。水上の先からはお弁当を食べ、一杯飲んだ。22:04に六日町駅に到着。タクシーに乗って、巻機山の桜坂登山口へ。深夜料金のため6,500円ほどかかった。桜坂の駐車場には、結構な数の車が停まっていて、テントも張られていた。米子橋手前の広場を陣取る。モノポールシェルターを張り、その後プチ宴会を開く。月が明るい。でも星空も美しい。
今回の沢のメンバーは、今シーズン既に3回一緒に沢に行ったコイケ君、そして昨年1回一緒に沢にいったニッタ君、僕の3名。ニッタ君は沢登り自体が3回目というまだまだ初心者。遡行図を見ながら、ニッタ君にはどの程度ロープを出すことになるのかなぁと想像を膨らます。
0時を過ぎてから就寝。僕はモノポールシェルターには入らず、外でシュラフカバーに包まって眠りについた。
※写真は翌日のもの